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お気楽をやめていたけど誰かと笑いあうのも幸せなのかもなあ

考えるのがすき。
笑いあう人を見ると、考えごとが始まる
カチリ。と思考スイッチが入る。

たぶんわたし、口もとが
嬉しそうに笑っていると思う。
マスク生活でよかった。

いまのわたしは人と笑い合うことが
仕事中、無い。

3年前のわたしなら
笑いあう人を見ると自分から近づいて
一緒に笑ってた。

悩んでも
次の日にはふわふわ笑う人物だった。
寝れない、食べれない人の気持ちは
わからなかった。

わたし、これ苦手なんよなぁ。お願いしていいかなぁ?とか
採血容器を取り落とし、床にばら撒き笑ったり

もー何やってるのー?なんて言われて
楽しくなっていた。

その頃すきになってくれた人が
「〜さんが人に笑われてるのを見るのが嫌だ
  仕事中はかっこよくいて欲しい
  連絡したらすぐに答えて欲しい」

わたしが笑われることに心を痛める人がいるんだ。
胸を衝かれた感じだった。
わたしは自分を変えたいと試行錯誤するようになった。
悲しそうな顔を見たくなかったんだ。

自分を変えようとしても空回り。
仕事もなぜかミスばかりに。
がんばるうち
自分がきらいになっていった。

とうとう上司に呼ばれ注意を受けた

帰宅後、子供っぽく泣きじゃくりながら
上司に謝りながら
迷惑をかけたくないこと、退職したいこと
死を試したことを話した

発達障がいは、診断を受けなければただの個性的な人。ユニークで発想力豊かな人。
本人がありのままに生きても周りが困らなければ診断は要らない。
わたしは診断が必要な人になった。



失ったもの、手に入れたものはなんだ

変わりたいと思ったことは今でも正しいと思う。やり方がわからなかっただけ。
いずれ診断を受け治療を始めたと思う。
だって誰かに助けられるばかりの自分がほんとはいやだったから。

今のわたしは、大人?わからない。
毎日おちこみ、またすぐに笑い
ADHDらしく
ひとつに深く没頭し、約束を忘れたり
体調に気を配れなかったり。
寝る、食べるは、まだ苦手だ。

そして大きく変わったことは
誰かと笑い合えなくなったこと。
前のように何気ないことで笑い合い、
視線を合わせ雑談したい

人がすきだから。

「あなたはあなたのままでいいよ」
は認知症の治療をする医師の日常のキーワード

それを聞くたびにひっそり考える。


わたしはわたしのままでいいのか
3年後をまた新たな自分で迎えるとしたら
どんな自分がいい?

答えはこうだ
優しいわたしになりたい
自分にも他人にも

だけど今も思う。
変化を求めた私は
しあわせなのか
と。

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