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0622ただいま

書きたいことが全部別言語で浮かんでくるな。
バイリンガルもしくはそれ以上って複数言語で同時に思考することはできないらしい。
あまり考えたことはなかったけど、確かに…
ちゃんぽんで混ざって考えてることはあるけどちゃんぽんでも単語単語でどちらかだしな。

考え事をしてるとき、考えている言語とは違う言語で話しかけられると反射的に考えている方で返事をすることがある。
これ、とても恥ずかしい。
はっと気付いてどんどん声が小さくなる。

私だけなのか、複数言語わかる人特有なのかわからないけれど、その時の都合のいい言語を脳が勝手に使ってくる。
例えば私の場合仕事のことはほとんど日本語で考える。
仕事の9割が日本語だからね。
ただ感情的になったり、想いみたいなものを伝えようとするともう一つの言語になる。

伝えたい相手が運良くその言語がわかればいいけど、わからないと自分の感情を通訳しながら話さないといけないから辛い。
超絶ロスト・イン・トランスレーションが発生してニュアンスだったりが失われていって「そういうことじゃないんだけどなあ」と思いながら話している状態になる。

だから日本語しかわからない人に感情表現をするのがとても苦手。
一歩引いて別人格が通訳しているのを傍観している気持ちになって、自分の発言が嘘っぽいなあと思ってしまう。
自分の言葉だし偽りは当然ないのだけど、なんだか感情だけは日本語にすると上っ面な気持ちになる。
うまく表現できないからだと思うのだが。

下手くそな日本語で好きな人に何かを伝えようとしているとき、彼は絶対に私をバカにしない。
理解してくれようとして、おかしなことを言ってもつまりこういうことかと通訳を通訳してくれる。
バカにされないのが何より安心だし、的確に通訳してくれるので、ずっと本音でいられるのが嬉しい。
彼といると「自分が嘘っぽいな…」と思うことが少ない。

そういう真面目な内容ではなく、たまに間違った日本語使ってしまうことがある。
大人になってかなり減りはしたが、油断するとおかしなことを言っているときがある。
そんなとき彼は笑いながら指摘してくれて、直してくれる。

私はその瞬間が好きだ。
甘えられる一つの機会な気がする。
だからたまにわざとやる。
君は気づいてるかな、6割位はわざと間違ったことを言っているの。
気付いていても君もそんな日々が戻って、楽しいだろ。

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