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Spica通信 vol.13 - HSP的ウイルスとの付き合い方④ -

執筆担当


こんにちは。HSP向け匿名型コミュニティSpicaの住人、カオリです。

少しずつ、表面的には以前の暮らしが戻りつつあるようです。じっとしていた反動からか意外なところで行列に遭遇してしまい、自粛も案外悪くなかった、なんて思うのは私だけでしょうか。

すぐそこまで来ている雨の季節の前の、貴重なお陽さまの光に照らされながら、今日も揚々と筆を進めてまいります。


さて、今回のSpica通信は

- HSP的ウイルスとの付き合い方④ - です。


(前回の記事③はコチラ…▼)

4回に分けての発行となりましたこのシリーズも、今回がいよいよ最終章となります。

今回のテーマは、

〈この騒動で見つけたよかったこと〉

歴史に残るこの世界的な騒動により、どうしてもネガティブな想いに囚われがちになる日々のなか、Spicaのみなさんが見つけたポジティブな輝きにスポットをあててみます。

・不用意に人に合わなくて良い
・自然を感じることが多くなった
・外に出ないので節約家になっている
・家の中はきれい(掃除と洗濯はバッチリ)
・人を愛したいと思えるようになった
・顔を見たくない人と関わらなくて済む
・読書がすすむ
・映画も見れる
必要以上に人と関わらなくていいこと。
ただ、人と関わらないこともある意味寂しいことだと気づけたこと。
⇒家にこもること自体は悪くないなと感じている。元々家で一人でいること自体もそこまで苦ではなかったのもあるかな。
・本当に大切にしたい友達が誰かに気がついた(1人しかいなかった笑)
・気疲れする人間関係とおさらば
・中国に少し住んでから、また日本に帰って来たので、お互いの国の良い点や住みにくい点に気付けた
・スピカに参加出来た。この騒動がなかったら気心知れた仲間が欲しいとか、人と繋がりたいと思ってなかったかもしれない。好奇心旺盛でおしゃべりな属性だが、基本なるべく人とは関わらないようにしてしまうクセがある
・たまに出かけると人がいなくてありがたかった
・対人ストレスが減ることでストレス発散の必要がなくなった
・おうち時間が長いので住環境を見直せた
・断捨離が進んだ
・環境に優しい布マスクの心地よさを知った
・自分の内面を見つめる時間ができた


以上をまとめると、

必要以上に取り入れていたものと、半ば強制的に距離を取ることができた

こんなところでしょうか。


私たちHSPが持つ繊細さは、文字通り先の細いナイフのようなもので、使い方を間違えれば他人や自分を傷つける刃物となり、上手に使えば強力な武器になります

思いがけずに生まれた時間を使って、敏感なセンサーのおかげで取り入れすぎていたモノ、コト、ヒト。それらを立ち止まってひとつずつ眺めることができたのは、まぎれもなくこの騒動のおかげなのですね。

無理をしてまで手に入れようとしていたモノ、なくてはならないと思い込んでいたコト、仕方なく付き合いを続けていたヒトを手放し、自分にとって大切なモノは何か、ついやってしまう好きなコトは何か、ダレとどういう暮らしがしたいのか、ひとりひとりがそういったことを考えるきっかけになったことには、間違いないのです。

とは言え、自分のなかにあった思いに気づけたとしても、それをすぐに実行に移すことはまた難しかったりします。それでもまた社会の輪に仕方なく戻っていく自分もまた、責めないでほしい。変化は来たるべきタイミングで起きるのですから。

自分のなかにあった思いに気づけたこと、それだけでも素晴らしい。この騒動で得られた自分の本質を胸にいまは目の前にある小さなことを精一杯楽しんでいれば、回りまわってその思いが実を結ぶときがくる

そう信じたいものです。

何より、免疫力を高めるにはポジティブでいることがいいそうですから、日々を笑顔で過ごすことは、何よりの特効薬になりますね。

そして、HSPのもつ繊細さは、この世界を笑顔にする武器にもなるのです。


(書き込みを目にして思わず笑顔になる星はコチラ…▼)


最後までお読みくださりありがとうございました。
また、次回のSpica通信でお会いしましょう。
どうか、心身ともにご無事でお過ごしください。


名もなき星の声は、届いていますか―

                     (文:カオリ)

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