聡明、憧憬

昨日は仕事終わり、地元の友達の彩と和也と待ち合わせてサムギョプサルのお店へ。
実は初サムギョプサルの私は、正直あまり乗り気ではなかった。なんか正体不明だし。
初めてのものに触れることはいつでも怖いものだから。

ただ、お店選びとか予約とか全部和也がやってくれていたので後ろ向きな気持ちを決して悟られないように注意を払い、余計なことを言わないよう口数を減らしていた。逆に態度が悪いことに後で気づいた。

お店に着いて、彩と和也が、スムーズに注文してくれた。
私は丸投げ。So sorry。

注文してすぐにカセットコンロの上の鉄板でキムチ、にんにく、豚肉が焼かれ始めた。肉が焼かれているのを見るのは純粋にテンションが上がる。

「焼き上がりです。」店員さんから完成の声掛け。
見よう見まねで具材を準備し、恐る恐る一口。脳みそから幸せな汁が出た。今後、好きな食べ物リストにサムギョプサル、追加。
お昼に意外とがっぽり食べていたので、あんまり食べられないかもなー、美味しくない可能性もあるし、なんて思っていた過去の私の予測を大きく裏切り、見る見る減っていった。そして誰がどう見ても私が一番食べてた。豚肉うめーー。豚肉の可能性、無限大(∞)

会話の内容はもっぱら愚痴。それぞれ仕事にプライベートに、色々と不満がたまるお年頃。細かくても無視できない悩みがそこかしこに点在しているので、翌日からの生活をサラサラにするために、お互いにデトックスしあっている。

ちなみに、私は結構細かいタイプだし、和也はそれに輪をかけて細かいので、重箱の隅をつつくような愚痴が繰り広げられて空気が停滞する瞬間があったりする。若干不快な空気ですらあるけど、頭も器量もよく明るい性格の彩が上手に換気をしてくれることで私たちの関係は成り立っている。彩は私のあこがれ。

話が一段落したところで、旅行の相談。
場所は宮城で合意。牛タンで勝利。
彩が観光したい場所を調べてくれたときに、マップの機能を巧みに利用して、スムーズに回るための最適なルートを導き出していて、本当に目からウロコ。あまりにもシゴデキ。
(行きたい場所をとりあえず全部経由地に追加しておいて、あとから近い場所同士を線で結べるように経由地の順番を入れ替えて調整することで、行ったり来たりしなくて済む最適ルートを作れるらしい)

今後、私のあこがれに「永遠の」称号、追加。

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