思考実験

こんにちは。スフィアです。本日は思考実験について記事を書いていきます。

思考実験と聞くと、「なにそれ?難しそう…」と思う方も多くいそうですね。しかし、そんなに難しいものでもないです。頭の体操みたいなものですね!

思考実験は「もし〜が起きたら」といった現実では起こらないようなことがほとんどです。そのため、「いやいや、そんな訳ないよ」と言いたいような結論になっているものもあります。言葉での説明より実際にやった方がわかりやすいので、実際にやってみましょう!

思考実験1「スワンプマン」

『ある男がハイキングに出かける。道中、この男は不運にも沼のそばで、突然雷に打たれて死んでしまう。その時、もうひとつ別の雷が、すぐそばの沼へと落ちた。なんという偶然か、この落雷は沼の汚泥と化学反応を引き起こし、死んだ男と全く同一、同質形状の生成物を生み出してしまう。

この落雷によって生まれた新しい存在のことを、スワンプマン(沼男)と言う。スワンプマンは原子レベルで、死ぬ直前の男と全く同一の構造を呈しており、見かけも全く同一である。もちろん脳の状態(落雷によって死んだ男の生前の脳の状態)も完全なるコピーであることから、記憶も知識も全く同一であるように見える。沼を後にしたスワンプマンは、死ぬ直前の男の姿でスタスタと街に帰っていく。そして死んだ男がかつて住んでいた部屋のドアを開け、死んだ男の家族に電話をし、死んだ男が読んでいた本の続きを読みふけりながら、眠りにつく。そして翌朝、死んだ男が通っていた職場へと出勤していく。』(Wikipedia引用)

こちらの問題で死んだ男とスワンプマンは同じ人間なのか、あなたはどう思いますか?スワンプマンは死んだ男と違うところは何一つありません。内面も外見も同じです。しかし、同じ人間であるとの答えに違和感を感じる人も多くいると思います。それはなぜでしょう?

今回は「スワンプマン」を扱いましたが、不思議な気持ちになった人は多かったのではないでしょうか。私も思考実験について調べていくうちに不思議な気持ちになりました。興味がある方は調べるのをおすすめします。それでは。