アドラー心理学「自分の課題」

こんにちは。スフィアです。今回はアドラー心理学において重要な「自分の課題」についてお話します。

自分の課題と相手の課題の違いが分からず、上手く利用されたり、人の課題の邪魔をすることがよくあります。

誰の課題なのか考えることで避けられる面倒事や悩みは避けてしまいましょう。責任感が強い人は特に要注意です!

その課題が誰の課題であるか見分ける方法はとても簡単です。それは、「課題」をやらなかった時に影響を受ける人を考えることで見分けられます。

たとえば、「宿題をする」という課題は誰の課題でしょう。

「宿題をしなかった」結果、影響を受けるのは子どもですね。したがって、この課題に対して親が怒ることや邪魔することは良いことではありません。

では、親はどうするべきでしょうか?答えは簡単です。援助することです。子どもが課題に取り組む時に手助けをする準備をして、子どもに環境を与え、助けを求めてきたら答える。それだけです。自ら率先して子どもにやらせたり、手伝ったりするのは結果的に子どもの課題の邪魔になりますので、注意してください。

少し厳しい言い方になりましたが、人の課題に入り込むのはその人が自分の課題をこなすことが困難になり、あとあと苦しむ可能性が高く、その人のためになりにくいです。それでも、子どもが心配である親ができることは援助や環境づくりが限度です。

今回はここまでとします。それでは。