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若林ようへい議員の投稿のどこがヘイトなのだ

 一体、若林議員の投稿(☝)のどこがヘイトで排外主義なのだ。外国人は身を寄せているその国の文化・したたりを理解し尊重すべきなのは当たり前だ。それこそが多様化社会のルールではないか。
 議員の言葉に付け加えさせてもらえば、「理解出来ない」ではなく「理解する気もない」がやり真意に違いだろう。
 右側通行の国へ来て、俺の国は左側通行だからそれを通すなどとやれば、大混乱、大事故続出である。守るべきはその国の交通ルールなのだ。
  脚本家の市川森一氏によれば、GHQ占領下の時代、来日した俳優のボブ・ホープは「俺はアメリカ人だ。アメリカでは部屋の中で靴は脱がない」と言い張って、日本の料亭の畳の間に土足で上がり、日本中の怒りを買ったという。なまじ彼のファンも多かっただけに、失望も大きかった。

ボブ・ホープ

 このときホープの行動に怒りを覚えた日本人は、果たして排外主義の差別主義者か、ヘイトのレイシストなのか。正直、日本人がホープに覚えて感情は、「米国の俳優ごときにわれわれの文化をバカにされた」ではなかったか。
 外国を訪問する場合、最低限その国のルールやしきたりを調べて、いらぬトラブルを起こさないようにするのが、文明人としてのエチケットである。たとえ、自分たちにはなじみの薄いルール、奇異とも思えるしきたりであったとしてもだ。たとえば、タイをはじめとして東南アジアのいくつかの国では、子供の頭を撫でるのは禁忌となっている。これなど、旅行ガイドにも載っている、旅の常識だ。

タイなどでは、人間の頭には仏性が宿るとされ、みだりに触ることは許されない。

 僕は日韓関係のことをあれこれ言ったり書いたり、本も出しているものだから、一部からは韓国嫌いのレッテルを貼られているようだが、そんな僕も韓国へ行けば、↓ぐらいのローカルルールのはしたがう。それが、相手を尊重し、その国に対する最低限の敬意だと思っているからだ。 

 実際、川口市で、クルド人が夜中公園で騒いだりコンビニにたむろして、住民から顰蹙を買っているという話は有名だ。大使館前で乱闘したり病院前で騒乱を起こしたりすれば、「怖い人たち」と思われても仕方があるまい。
 彼らは祖国もなく迫害を逃れてやってきた可哀相な人たちなのだから、日本も大目に見て受け入れてあげるべき、日本の社会が彼らにも住みやすいように変わってあげるべき、などというインテリの皮を被ったバカもいる。
 冗談じゃない。彼らが変えるべきなのは、日本ではなくトルコの社会であろう。それから、日本は断じて排外主義ではない。亡命者の顔ぶれを見ればわかるだろう。古くは孫文、金玉均、ラス・ビバリ・ボース、彼らは日本の地で日本人の理解者に支えられ、日本人との間に友情を育みながら、祖国の改革のために闘ってきた。今だってそうだ。多くの亡命チベット人、ウイグル人、台湾人がこの国でがんばっている。彼らはみな、日本の文化、しきたりに敬意を払っているぞ。
「迫害を受けた可哀相なクルド人」だけなぜそれができないのだ。
 

 日本のしきたり、ルール、風習は世界水準からみてもそう特異なものではあるまい。大雑把にいえば、他人に迷惑をかけるな、につきる。
 ムスリムに、日本に来たのだからトンカツ食え、なんてことは言わない。
 ラマダンも自由にやればいい。ただし、他人に迷惑をかけない、不快にさせない、これさえ守れば、だ。


ムスリムとだって仲良くできる。ロイ・ジェームスはチャキチャキの江戸っ子のトルコ人だった。この人が、僕(但馬)の隣町の小学校(竹町小学校)出身だというのは最近知った。

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