「問い」

5,6年前、校内研修で、授業には「問い」が大切と説明を受けた。
当時、ペアワークなどは行っていたものの、基本は一斉講義形式の授業でした。「でした」というより、今も基本は、一斉講義形式です…。
しかし、高校では来年度より新学習指導要領が実施されるにあたり、地理歴史・公民科の科目はがらっと姿を変えます。
歴史総合、日本史探究、公共など。。。
そこで、改めて、自分は何のために授業をしているのか、授業を通してどのような力を身に付けてほしいのか。などを考え、様々な研修に参加したり書籍を読んだりする中で、子どもたちの主体的な学びを実現するためには「問い」が極めて重要ということがようやく理解できた。
しかし、自分自身、これまであまり深く考えてこなかったため、まさに今から「問い」の重要性について、「問い」続けていきたいと思う。
これから、ここで少しずつ学び考えたことを書いていけたらと思う。
この冬は、安斎勇樹氏・塩瀬隆之氏の『問いのデザイン』を読んだ。
安斎氏、塩瀬氏それぞれのオンライン講演会に昨秋参加したことがきっかけで手に取った本である。両氏の講演はすごく刺激的で面白かった。この本も、「問い」の具体的な手続きについて詳細に書かれており興味深い。ただ、私の知的能力の低さから、まだまだ読み込まないと本質を理解できない。読書する癖を小学校段階でつけておくべきだったな、と後悔している。
さらに、井澤友郭氏の『「問う力」が最強の思考ツールである』も読んだ。井澤氏も昨秋のオンライン講座に参加させていただき、講演の内容はもちろんICT機器の活用法まで、本当にすごいと感じ、本も購入させていただいた。
こうして、noteに書いてみて改めて感じるのは、研修や書籍で学んではいるが、自分の言葉で考えを述べるまで至っていないということ。
これからは、少しずつアウトプットを通して、思考を整理し、自分の考えを構築していきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?