自己紹介　はじめまして

自己紹介をしよう。
名前には易水堂主人といういささか古風な号を用いている。
私は現在易水堂(仮)という団体を運営しており、帝王学を中心に、漢学などを将来のリーダーに指導している。かれこれ10年近くになる。
これは私には幸福な役割であり、私の死後教え子の中から高杉晋作や久坂玄瑞の様な英雄が出てくれたら、私も松陰になるというやや俗な喜びがある。
が、なにより私の愛するこの日本を将来背負うだろう人材の教育にあたれるというのは、なかなか有り難いことだ。

私の生まれた家は平凡な中流家庭だったが、士族の流れを汲むこともあり、厳格な教育を受けた。お陰でどんな大物との食事においても、マナー上の負い目を感じずにこれたのは、有り難く思っている。

高校卒業後は防衛大を出て自衛官としてすごした。父や祖父は陸軍士官だったから、これもある種のレールであり、また私自身に適した道に違いなかった。しかし陸上ではなく航空でパイロットをした。

もう退官したが、退官前から指導者となるべき者に対しての教育にはあたってきた。教育は私の天職だった。こうした教育内容、将来の指導者に対する帝王学講座。これから少しずつではあるがここで書いていきたいと考えている。あらゆる人間に自立した信念をもたらすことが、国家のための信ずるからだ。