心を溶かす、秋の日差しと紅葉。
すっかり秋も深まり、葉っぱたちも色づき始めましたね。
暑さも収まり、まだ痛いほどの寒さではない今日この頃、
とても優しい気持ちになります。
昼間はぽかぽかと暖かい日差しがさして、
紅葉した葉っぱをすり抜けた光はポワッとオレンジとピンクが混ざったような色で、優しく周りを包んでくれているようで、
心がほぐされる季節です。
ちょうど、先週末にもみじを見に行った時、そんな光に包まれ、
心がじーんとし、泣きそうになりました。
そしてとても満たされました。
あー、やっぱり、自然を肌で感じ、綺麗なものを見る効用ってすごいな、と感じたのです。
時間があると、ついついショッピングモールや街へ出かけてばかりになるけれど、
綺麗な自然に囲まれて、ぼーっと深呼吸する時間も最高の贅沢だったのを思い出しました。
もちろんショッピングで新しい服やコスメ、雑貨で、新しい自分や生活を想像しながらワクワクするのも女にとっては最高の時間。
でもそればっかりでは無くて、
自然の中に身を置き、日光浴し、風にあたるのも同じぐらい大事だってこと、久しぶりに思い出したのです。
服や靴って、その時はとても嬉しくドキドキするけど、1年たてば、同じ服に同じくらいときめくかと言われるとそうではない。。。
でも自然って、四季の移り変わりで、同じ場所でも全く光景も違うし、
その季節、その季節、が来ることがとても嬉しく、幸せを感じ、癒やしてくれる。
本当にすごいなぁ。
ついつい、スマホやテレビなんかの広告で、物質的な物の欲ばかり
出てきてしまいがちになるけれど、
そっちばかりに偏りすぎず、
自然を感じる自分も満たしていってあげたい。
それに物質的なものに偏りすぎる弊害はもう一つある。
それは、服や靴を買う、またSNSで見た素敵な人が着ていたアレもコレも、新しい物もどんどん欲しくなる、を繰り返していくと、
自分がうれしいから買っている物が、人から見られて、友達から見られて、おしゃれと思われたい、すてきって見られたい。そんな風に、
他人に褒められて、認められて、満たされる、という他人軸になってしまうこと。
素敵だと思って買った服、なんかすごい服着てるね、、っていわれても、その服また同じように楽しみに着られますか?
なかなか難しいよね。。。
自分の趣味で、この服を着て、おしゃれしているワタシ、良い感じ、と思える所から、物欲がエスカレートしすぎると、いつしか自己満足から、これってオシャレに見えてるでしょ?そんなワタシいいよね?と、他人軸へいってしまうことが少なくない。SNSで気軽に見せ合える現代だから余計に。
そうならない程度に、自分の物質的な欲と上手く付き合うことが大事だ。
一人や、気の使わない相手と、自然を感じ、感謝し、あたたかい気持ちになる。これは他人にどう思われるかなんて全く関係ない。
ただ、自然をきもちいいなぁと感じられる自分で満足だから。
あぁ、コロナでついつい家の中で引きこもりがちになっていて、
SNSや動画サイトで他人の素敵な暮らしを見て、
あれもほしいこれもほしい、と、ポチポチ、
ネットショッピングばかりしていた自分。
届いた物をみて一時はうれしかったけど、なんだか満たされない感情。
それが秋の自然に囲まれて、なんだか一気に想いが満たされて涙があふれそうになった。
とてもとても幸せ。
うん、生きるってこういうこと。
毎日、楽しみを見つけ、いろいろ感じていきたい。
忙しさに、日々のタスクに忙殺されないように、
ちゃんと楽しもう。
jasmine
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