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【柏レイソル】試合終了間際の失点が多いだけでなく、効果的な得点も少なかった。
スポーツ観戦は試合を見ること自体も楽しいですが、試合前にスタメンや展開、結果を予想したり、試合後にあそこでこうしていれば的なたらればを話すのも楽しさの1つです。
2月25日にJリーグ開幕戦を戦った柏レイソルは、マテウスサヴィオのスーパーゴールで先制するも、後半アディショナルタイムのセットプレーから失点し、1-1のドローで試合を終えました。
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試合後、多くの方が思ったことは「これ去年と同じじゃん」ではないでしょうか。昨年ももう少しで勝てたのに、、、と感じた試合が多かったからです。
そこで今回は2023シーズンのレイソルは後半終了牧間際でどれくらい得失点をしているのか調べてみました。
わかったこと
やはり失点が多かった。
80分以降のレイソルの得点は3点のみであり、そのうち結果に影響したのは1点だけだった。
失点が多いだけでなく、終盤に得点する力もない。
2023年:80分以降の得失点まとめ
下の表は80分以降(AT含む)に得点や失点があった試合をまとめたものです。2023年のレイソルの80分以降の得失点は3得点12失点でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1708915980764-VnbadjFpht.png?width=800)
試合結果への影響
次にこの得失点の勝敗への影響を考えます。
と言うのも、例えば2-0で勝っている状態で80分以降の失点が1点ならば、レイソル勝利の結果は変わりません。その点を踏まえて、勝敗に影響を与えた80以降の得失点は次の通りです。
影響のあった得点
負け⇒引き分け
1節:98分・細谷
影響のあった失点
勝ち⇒負け
17節:94分・アンデルソンロペス(横浜FM)
97分・宮市(横浜FM)
勝ち⇒引き分け
20節:93分・大野(湘南)
23節:96分・進藤(C大阪)
24節:82分・大迫(神戸)
32節:87分・ピトゥカ(鹿島)
34節:95分・ユンカー(名古屋)
引き分け⇒負け
3節:87分・ルキアン(福岡)
5節:82分・塩谷(広島)
16節:93分・田中(札幌)
影響を与えなかった得失点と理由
第6節:82分・明本(浦和)
⇒すでに0-2で負けていたため
第16節:91分・武藤
⇒一時同点に追いついたがその後勝ち越されたため
第26節:83分・サヴィオ
⇒1-0でリードしていたため
第27節:87分・マルセロヒアン(横浜FC)
⇒2-0でリードしていたため
図
ここまでを図にまとめると以下の通りです。
黄色は良い影響
青は悪い影響
白は影響なし
![](https://assets.st-note.com/img/1708916035685-kUH4zsf91e.png?width=800)
ここまでのまとめ
レイソルの得点3のうち、結果に影響を与えたのは1点
レイソルの失点12のうち、結果に影響を与えた失点は10点
得た勝点&失った勝点
では、この得失点でどれくらい勝点を得たor失ったのでしょうか。
得た勝点 +1
負け(勝点0)⇒引き分け(勝点1)×1回=+1
失った勝点 -12
勝ち(勝点3)⇒負け(勝点0)×1回=‐3
勝ち(勝点3)⇒引き分け(勝点1)×5回=‐10
引き分け(勝点1)⇒負け(勝点0)×3回=‐3
もし勝点が+12されていたら
昨年のレイソルがもし勝点を取りこぼすことがなかったら順位はどうなっていたのでしょうか。
レイソルは勝点33でしたので、勝点45になります。
勝点45は昨年10位のアルビレックス新潟と同数になるので、10位前後になっていたことになります。
わかったこと
・そもそも80分以降に得点できていない&失点が多すぎる
・得点しても勝敗に影響を与えられる得点はできていない
・80分以降の失点で勝点を大量に落としている
結構がんばって調べたつもりでしたが、結局は最初の印象(終盤に追いつかれて勝点を落としている)は間違いありませんでした。
新たな気づきとしては、80分以降の得点が少ないことで、それはつまり交代で入ってきたFW陣は得点に絡めてないことの現れだと思いました。
また80分以降に得点があってもそれが結果に直接影響していないこともわかりました。まあ全体が3点しかないのでデータが少なすぎる気もします。
もちろん、一時同点に追いついた武藤のゴールも、横浜FMを突き放したサヴィオのゴールも無駄ではありません。
しかし、FW陣には終盤迫力、追いつくための力強さが足りていないのかもなと感じました。
そう考えると、前節の京都戦で細谷が外したPKも85分と後半終了に近い時間でした。80分以降に確実に得点する力が必要ですね。
最後に
今回の引き分けを皆さんはどう捉えますか?
開幕戦だから負けずに勝点1を拾えてよかったのでしょうか。
それとも、勝てたはずの試合で勝点2を失ったのでしょうか。
個人的には、サポーターは勝点1を拾った、チームは勝点2を失ったと捉えれると良いなと思います。
我々サポーターは前向きに応援するのみですし、チームは結果を真摯に受け止めて改善や対策をすべきだと思うからです。
次節はアウェイ神戸戦
次の試合はアウェイ神戸戦です。
昨年の王者は開幕戦に勝利しています。変わらず強いですね。
ただ、レイソルは昨年神戸に負けなかった唯一のチームです。
相性は良いはずなので、前向きな応援でチームの後押しをしましょう!
GO!GO!柏レイソル!
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