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【ラジオ・クラッキー】知らなかったリポーターという仕事

サッカー実況者として有名な倉敷保雄のポッドキャスト「ラジオ・クラッキー」。

最近聴き始めたのですが、フリーアナウンサー・日々野真理がゲストの回が興味深かったので感想をシェアしたいと思います。

サッカー中継でのリポーターの在り方や役割に関しての話でしたので、興味のある方はお聞きになると良いかと思います。


私の知るサッカー中継のピッチサイドリポーターは

  • 試合前に両チームの情報を簡単に紹介する

  • 試合後にインタビューをする

くらいの人だと思っていました。
今シーズンからはスタメンの紹介もリポーターの方がやっているなあとも思っていました。

失礼な話ではありますが、正直いてもいなくてもあまり変わりはないのかなというのが正直な感想です。DAZNでは、解説はもちろん実況者もサッカーに詳しい方が多いのでどちらかがリポーターの役割を担えると思いますし。


しかし、2人の話を聞いていくと、リポーターも取材したりチームに帯同したりして、中継をより良いものにしようと努力されていることがわかります。

  • 監督・選手へのインタビューは1人90秒

  • インタビューに来る選手は直前まで誰かわからない

  • 誰が来ても良いように試合を追っている

  • 監督(または選手)との関係性

など、私たち視聴者では分からない部分に、中継ではちょっとしか出番が
ないとしても、その裏の努力にプロフェッショナルを感じます。

湘南ベルマーレ監督時の曺貴裁(チョウ キジェ)監督とのエピソードも紹介されていましたが、監督・選手と良好な関係を築くことも重要な要素のようです。


気持ちの良いインタビューとは、という会話がありましたので引用します。

倉敷:気持ちの良いインタビューってどのようなものでしょうね

日比野:その時の選手の本音が出たなって思う時。私の質問と違う言葉が返ってきてもいいんです、ただ、本当の選手の心の答えなんだろうなって聞いてて思えることが聞けると一番嬉しいですね。なんか決まった当たり前の言葉じゃなく、その選手の言葉を紡いでくれたとき、それが一番嬉しいですね。

ラジオ・クラッキー212話 9分50秒あたり 

選手や監督のコメントは、リポーターによって引き出されていると考えると、また違った聴き方ができそうです。

サッカー中継を楽しむ幅が広がった気がします。

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