SWORDS　Ⅴ（ソードの5）

〈カードの意味〉

軽く笑っているような表情の男性が、意気消沈して立ち去る二人の人物を見ています。二人の剣は地面に落ちています。彼は2本の剣を左肩に担ぎ、3本目の剣を右手に持って地面に向けています。彼は勝利者で、ここの領主です。領主と剣を奪われた者、どちらに自分を見るかで解釈が変わってきます。不均衡なことに対抗するためにも、自分の能力を見極めて行動することの必要性を伝えています。

〈正位置の意味〉

劣化　破壊　逆転　悪名　不名誉　損失　対立　論争　罪悪感のない戦い　意味のない勝利　争いの後の敵意　力づくでも勝利を得る　手段を選ばず強奪　混乱　卑怯な戦い　欲望　策略　罠にはめる・ひっかかる　嫌悪感　暴力　争い　敗北　左遷　リストラ　汚名　不名誉　一時的な勝利　報復　利己主義

争いが嫌い。だってそれも「人間関係」だから。
私は人と関わるのにもかなり体力を使う。
基礎体力が少ない上、回復も時間がかかる。なんともやっかいな器である。

今まで全く関わったことのない人間でも、一目惚れされたらこちらの音を認識するよりも先にとても歪んだ絆が結ばれてしまって、もがけばもがくほど一層束縛が激しくなる。
それは精神的なものか肉体も関与するのか。
すごいね、たった10年とちょっとしか生きていないのにあなたはそんな呪文も使えるの。それとも発音を間違えたの

そんなあなたに愛されたから
私は鉄壁の呪文しか唱えられなくなった
ねぇ楽しかった？って聞いてみてもあなたはさっさと新しい玩具をみつけてそっちに夢中になっているから私のことなんて忘れているでしょうね

歪んだあの子に愛された私は歪んだ愛し方しか知らなくていつの間にか魔法の靴が錆びていた

窓から見える世界の天気はいつ見ても淀んでいて
味気ないのに存在感だけ浮かんでいて
空を覆う灰に覚えがあって
気持ち悪いのに安心していた

もし運命というものが目の前に、はっきり認識できる状態で現れたとしたら、私は隠し持っていた銃を取り出してを引き金を引く
それが私の戀愛だから。