PAGE of WANDS(ワンドのペイジ)

〈意味〉

ワンドの騎士と似たような場面で、若い男が何かを伝えるために立っています。彼は無名ですが忠実な人物で、意外なことを知らせてくれます。このカードは、何かの知らせがくることや、信頼できる人物の影響を示しています。好奇心や熱意を持っていますが、まだ敬虔も思慮も浅いため、年長じゃのサポートが必要かもしれません。好奇心が刺激され、胸踊るような冒険に乗り出すチャンスが与えられています。

〈正位置の意味〉

誠実 メッセンジャー 新鮮なひらめきや熱意 探検 計画を軌道に乗せる 新しい方向性 活発 素直 信頼できる人 潜在能力 信念を持つ 希望を持つ 積極的 葛藤 真面目 意思が強い 挑戦する 未来への希望を抱く 忠実な人 熱意 良い知らせ


私は自分自身のことを説明できないんです。なぜなら私は自分自身じゃないですからね。

アリスがイモムシに「お前は誰だ」と聞かれた際の答えである。現実世界でないとはいえ、最低限の説明は出来るのではないか?と疑問に思うのが通常である。自身の名前、人間という生物、お姉さんがいる...これくらい話してもいい気がするがアリスは答えない。これはきっと作者のルイス・キャロル自身も答えられないからだろう。

ルイス・キャロルの本業は数学者である。後に作家、詩人としても活躍し、当時は珍しかったカメラを趣味とする。複数の肩書を持つ上で「お前は誰だ」と聞かれたら言葉に詰まるに違いない。

それにアリスの世界をルイス自身が体現しているのも魅力のひとつだ。
自分は数学赤点常習だったので詳しく語れないが、分野で言うと数学(行列、幾何)論理学(ゲームと同じ感覚でやっていた)パズル、社会問題(給料や政治における数字のからくり)、に長けており、その知識を文学作品に濃度をめちゃくちゃ薄くして反映している。

ルイスが数学者と知ったのは、高校生くらいのことで「アリスの謎」みたいなテーマで不思議の国のアリス/鏡の国のアリスを生んだルイス・キャロルを生んだ街に行く旅番組だった。
作品でなく作者の生涯に商店が当たっていて、それを見た時アリスの世界とルイスが生きる世界双方ともベン図で表せると思ったのを覚えている。(高校の数学で出てくる2つの円を重ねるように書くあれ)

アリスの世界構成
現実と不思議の国を結ぶのがアリス

アリスの世界

ルイス・キャロルの要素
学問と作家という反する要素を結ぶのが写真(フィルター越しの私の世界)

ルイス・キャロルの肩書


自分を作品に反映させるのはよくあるけど、持っている物をこう綺麗に収まるの珍しいですよね。無駄がない。
これで建築とか携わってたら面白い間取り設計しそう。
こういうことを素で出来る人って未来なんて視野にないんだろうな。好奇心と本能でだいたい生きていて、程よく周囲が巻き込まれるか同じ穴の狢がいるから結果が出る。
ルイス・キャロルが生きてる世界にスティーブ・ジョブズ投下したら面白そう。その中立に河合隼雄置いて解説してほしい。

もちろん私もやりたいことあるよ。その話は近いうちに。

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