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Weworkの経営状態

Wework(ウィーワーク)とは

Weworkという会社アメリカではじまったレンタルオフィスを提供している会社です。
WeworkはなにをかくそうあのソフトバンクのCEO兼社長の孫 正義さんがほれこみ多額の出資をした会社なんです。
イギリスでは2014年から事業を展開していて、私もオフィスのレンタルをしようと一度見学しにいったことがあります。
ロンドンのWaterhouse Squareというところにあるオフィスです。
第一印象はとにかくオシャレ。
コモン(共用)エリアにはいたるところにソファーやテーブルとイスがあり、まるで流行りのカフェで働いている気分になります。
コーヒー、紅茶のほかビールなどのアルコールも料金に含まれおり飲み放題です。
スタッフも若くてきれいなイギリス人女性ばかりで、私も思わずその場で契約書にサインしそうになってしまいました。
ただ私はパソコンをよく使いますがそれ以上に電話でクライエントと話すことがおおいので、プライベートのスペースが充実しているオフィスがほしかったので契約はしませんでした。
オフィスの壁がすべてガラス張りというのもあまり気にいらなかったというのもあります。
ロンドン中心部でいくら安いとはいえガラス張りのオフィスに1000ポンドは払いたくなかったのが正直なところです。

2019年の財政状況

2019年の時点で233ミリオンポンドの赤字。日本円で約320億の赤字。
2019年の借り入れ290ミリオンポンド約409億円。
2019年の資産は485ミリオンポンド、日本円で約684億円。
借り入れ金は484ミリオンポンド。
雇用者の数はイギリスで2018年の440人だったのが2019年で680人。
同じ時期グループ全体では2400人のリストラをしています。

2021年の1月7日の時点で上の内容がメディアに取り上げられています。
Weworkという会社はコロナパンデミックがはじまる前にすでに借金まみれだったのです。
おそらく今後コロナで受けたダメージが反映されると思います。
ロンドン都心のオフィスからは人がいなくなってしまった今、Weworkに生き残るすべはあるのでしょうか。

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