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刑事がアパレルメーカー起業 14

第13章 「他人のふんどしで相撲を取る。」
Chapter 13 
「Take a sumo wrestling with a loincloth」
7/15遂にスタート、新ビジネス。
昨年勤続29年の警察を退職。
現在も継続中であるアパレルメーカーを起業、長年欲しかった「透けないTシャツ」を制作。
今年2月から知人のヨガスタジオでHIIT(高強度インターバルトレーニング)の教室を始めた。
それでもなお、生活がままならない。
得意な事を職業にと、パーソナルジムを画策するも、融資についてはことごとく断られた。
窮地で思いついたアイデア。
「他人のふんどしで相撲を取る」
そう、既にある大型のジムと提携関係を結び、そこを利用する。
オレにとっては実店舗運営のリスクなし。
先方にとっては潜在的顧客発掘の外部営業員と未知の技術を獲得。
言うなればオレは、世にも珍しい「無店舗型パーソナルトレーナー」だ。
55歳からの挑戦。
結局は肉体労働者に舞い戻ったオレである。
ぶっ倒れるまでヤルゾ、ご同輩方、まだ終わっちゃいねえぜ。

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