【中国ドラマ】現代ドラマで見かけた10の「日本カルチャー」
中国のドラマアプリで現地放映中のドラマを視聴していると、日本由来のキャラやモノがよく出てくる。
現地法人がスポンサーになっていると思われるケースもあるが、ときどき「これ、許可取ってるんだろうか…」といぶかしむケースもある。
紹介していこう。
(1) ヤクルト
劇中、ロゴを見せながら登場人物が乳酸菌飲料を飲んでいる場面をしばしば見かける。2023年2月発行のYakultのプレスリリースによれば、新商品は1パック(5本入り)あたり16.8元(約342円)。決して安くないが、中国の市場増大に注力しているのかもしれない。
腸内環境を整えるために乳酸菌を、という意識の浸透が進んでいるのか、最近、朝の挨拶を交わす仲の中国人がYakultを飲みながら保育施設に登園していた(@日本)。
(2)ドラえもん「っぽいもの」
ドラマでは、子ども部屋のぬいぐるみ、エプロンのアップリケ、寝具……などなど、あちこちにドラえもんがステルス登場してくる。たまに、等身や顔のつくりが不可解なパチエモンも。
(3)ピカチュウ「っぽいもの」
世界的なアイドルキャラ、ピカチュウ。
登場頻度が高いが、目鼻のレイアウトに違和感を禁じ得ないときもある。
(4)くまもん
47都道府県のうちの1つの県のご当地キャラがB級ラブコメに出てきた。
どうしてこのキャラクターが選ばれたのか、オフィシャルなのかパチモンなのか、不明。
(5)マリオカート
恋愛ドラマや青春ドラマの中で、親睦を深めるためのツールとして『Nintendo Switch』でワイワイする場面がよく出てくる。
なかでもマリオカート率はきわめて高い。
(6)ワンピースのルフィ
Netflixで実写化もされ、世界的な認知度が高いワンピース。このシルエット、ルフィ…だと思われる。それにしても、なぜ首を持っているのだろうか。
(7)居酒屋
和風居酒屋で飲み会を開いているシーンがあるが、いつもポスターがおかしいのでつい注目してしまう。「大阪 たさ焼さ」ってなんだ?
夏の初めにハマっていたドラマ『偷偷藏不住』の日本居酒屋。レモンサワーのポスターがボカされているが、なんとなくいとうあさこさんに見える。実際は、誰なんだろう。
(8)マイネーム
この秋、注目のゴンジュン主演のドラマを見ていたら、大事な場面に出てきたコレ。このドラマは靴工場が舞台なのだが、布地のスニーカーに文字を書くのなら、私もマイネーム派。
(9)壁ドン
未来からやってきた女性と博士が恋に落ちる設定のドラマ。字幕を見て「Kabe-Don!?」と、思わず静止。「kawaii」「sukiyaki」みたいに定着するかどうか……。
(10)コンビニ
大陸で拡大を続ける日系コンビニエンスストア。
劇中では激務な若者の胃袋をホッとさせる役割を担っている。
他にも…
上記の画像は、場合によっては日本の地上波ではボカされることもあるだろう。
日本でもよく耳にする悩みを抱え、同じ物に萌えて、同じことで怒っている場面を見かけると、親近感がわくかもしれない。
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