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音楽のない生活3日目

ひょんなことからairpodsを紛失し、期間限定の音楽のない生活を営むことに。
せっかくの機会なので、音楽のない平日の電車、休日のお散歩の様子や、感じたことを記してみます。

こんばんは、先ほど帰宅し、ナッツをポリポリ食べては継ぎ足し、またポリポリしては継ぎ足し、手が止まらない3日目の夜です。
さて、今日は相棒(airpods)がいなくなって初めての出勤。
読みたい本も読み切ってしまったので、潔く丸腰で向かいます。

えいやっ!一度電車に乗ると、20分近くじっとしなくてはいけない私の通勤ルートは、いつも以上に長く、遠い道のりに感じます。。
けれど、音がなければ自分で生み出せばよい、というのは1日目の教訓。

今日は何が出てくるかなぁ~、なんて思いながら、リズムを出そうと頑張ってみる。
すると、出てきたのは、毎週日曜日に私が通っているアーユルヴェーダの学校で、授業のはじめに唱えているシュローカ。
シュローカとは、インドの伝統的な詩節(ガーター)の形式のひとつで、、8音節からなる句(パーダ)を4つ並べた32音節から構成される。

「何を言っているんだ・・・?」と思われた方も少なくないでしょう。
私もはじめ、シュローカと呼ばれる呪文のような言葉・リズムを聞いたときは、何を言っているのか、どんなリズムで唱えているのか、訳が分からなくて茫然とした記憶です。

しかし、シュローカは一見、何を言っているのか、分からない呪文のような、おまじないのような、ものにも聞こえてしまいそうですが、本来は昔の方々の知恵や教えを詩にして伝わったもので、古来の方々からの神聖な贈り物なのです。

パっと出てきたものが、小さいころに歌っていた動揺でも、流行りの曲でもなく、シュローカだったことに驚きましたが、毎週のように聴いている音やリズムって、身体に染み付いていくものなのだなぁ。
もしかすると、リズムは身体に染み付いていくだけでなく、生き方にも影響してくるかも、そんなことをふと思った3日目。
それならば、毎日、毎週、お気に入りの音を聞いていたい。

さて、最後のひと粒はカシューナッツにしようかな。

1日目の教訓はこちら

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