この記事の対象者
日本でスペインのデジタルノマドビザを申請したい人
(スペインで申請する場合は違う可能性があるのでご注意ください)
スペイン大使館のノマドビザ説明ページ
駐日スペイン大使館のノマドビザ説明ページはスペイン語のみで、残念ながら日本語も英語のページも用意されていません。(スペイン国内で申請する人向けのページと思われるスペイン外務省のページには英語もあるのになぜ…)
Google翻訳を使ってセクションごとに内容を確認して行きましょう。
ページタイトル
デジタルノマドのための居住ビザに関する一般情報のページですよということですね。Google翻訳はちょっと不自然ですが、意味はわかります。
ビザの対象者の業務要件
なんか、すごく難解な説明ですが、スペイン国外の企業とリモートで仕事あるいは専門的活動を希望している外国人のためのビザですよということはわかりました。ただ、「専門的活動」が何を指しているかはよくわかりません。また、「コンピュータ、テレマティックまたは電気通信手段を独占的に使用して」が具体的にどういう意味なのかもよくわかりません。
ちなみに、スペイン外務省のページを見ると、少し違う記述の仕方をされています。
「専門的活動」という表現はこちらではされていませんね。また、「コンピューターテレマティクスおよび電気通信メディアおよびシステムのみを使用することを計画している」という表現から推測すると、PCとか電話で仕事する人だけよということですね。これは、物理的な労働、例えば現地での製造、建設、配送などの仕事を除外したいという意図かもしれませんね。
これは、そのままなので特に解説不要ですね。
自営業者特有のメリット
「個人事業主は、20%までであればスペイン企業で働くことができる。」とのことですが、これは、意味が曖昧なんですよね。
いずれにせよ「スペインの雇用を奪うな!」というビザだと思っていたのですが、少しならいいんだというのが驚きです。一定の以上のスキルがある人が関わることでスペインに利益が還元されるという考え方なんですかね?
スペイン外務省のページを確認してみます。
あ、こちらには「額」と記載がありますね。ということは時間ではなく、金額ベースで20%ということですね。雇用がOKなのかどうかは結局わからずじまいですが。
ビザ対象者の学歴要件
これは、そのままなので特に解説不要ですね。
ビザ対象者の家族の扱い
私は一人でスペインに行くので、読み流していましたが、「テレワーカーを担当するアセンダント」ってなんだ?Google先生に聞いたら「アセンダントとは、生まれた時に位置していた東の地平線と太陽の通り道である黄道が交わった点のことです。 天体が昇ってくる地点なので「上昇点」とも呼ばれ、ホロスコープではASC(AC)と表示します。」と出てきて、全然違いすぎてちょっと怖い…
スペイン外務省のページを確認してみます。
お、親戚もいいんだ。え、親戚ってどこまで?結局アセンダントは親戚ってこと?よくわからないので、ChatGPT先生に聞いてみた。
なるほど!すっきり解決。
ビザ申請までにNIEが必要
NIEというのは、スペインにおける外国人向けマイナンバーのことみたいです。ここでは「同時に」とありますが、「事前に」申請することも可能です。他の準備する書類次第では事前に取得しておくことが必要になるものもあるので、まず、自分が何の書類を用意するのか、そのためにNIEは必要なのかをチェックしましょう。
私は、RETAを途中まで取得することも考えていたのですが、そのための申請の過程でNIEが必要でした。結局、RETAを取得するために他にも必要なものがあり、途中で別の書類で代用したのでRETAは未取得。この辺もそのうち記事にしていきます。
なお、スペイン外務省のページを確認すると太字でこのように記載があります。
「同時に」ではなく、「事前に」とありますね。スペイン外務省が想定した王道ルートを通ろうとすると、事前にあった方がスムーズということなのかもしれません。
次回以降の予告
次回以降、「必要書類」を一つずつ解説して行きます!
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注意
ノマドビザは新しいビザのため、制度変更が随時行われている可能性があります。必ず最新の情報はご自身で確認ください。