魅惑のグルメコーナー
自粛生活144日目。
花金は息子の昼寝の後、デパート エルコルテ イングレスにお買い物。
小さいスパチュラが欲しくて行ったのですが、売り切れてて、手に入らず。とりあえず欲しいなと思ってた小さい泡立て器とクッキーの型を購入。
ここのデパートには食事のできるグルメコーナーがあります。このスペースはとても居心地が良かったです。この売り場で買ったものを試食することもできるし、メニューの中からもちろん頼めます。
今日は、チストラ(chistorra )のトースト、自家製クリームコロッケ、ベタンソのトルティージャ(tortilla de Betanzos) 、サントーニャ産のアンチョビ(anchoa de santoña )のトーストをいただきました。
チストラとは、皆さんもご存知のチョリソによく似ています。ナバラ州もしくはアラゴン州が名産の腸詰めです。チョリソとの大きな違いはその太さと長さ。例えるなら日本の魚肉ソーセージくらいの細さしかありません。それに長い。この細長いのをよく焼いて切って食べます。切るときには充分気をつけてください。パプリカを含んだ赤い肉汁が飛び散るほどジューシー。息子の大好物です。
ベタンソのトルティージャというのは、今や全国区の有名トルティージャ。ガリシア州のコルーニャ県ベタンソというところがオリジナル。普通のトルティージャと何が違うのかというと、火の通り具合。ベタンソのものは、卵がほとんど固まっていない状態のもので、トルティージャを切ると、チョコ多めのフォンダンショコラ並みに卵液が溢れてきます。このトルティージャは、本当に新鮮で美味しい卵でしか作ったらあかんっていうくらい、卵を味わうものだと思います。正直個人的にはいつものトルティージャの方が好きですが、たまには趣向を変えるのもありですね。
最後に頼んだアンチョビが、本当に美味しかった。カンタブリア州サントーニャ産のアンチョビというと、スペインでは超一流のアンチョビ。大ぶりで身もしっかりある。アンチョビって塩辛いイメージですが、辛くなりすぎない塩具合。もちろん今までもレストランなどでいただいたことはありましたが、今日は初めての組み合わせの食べ方を体験。バターと一緒にトーストでいただく形。
最初ウエイターさんに、バターは食べれるかと聞かれて、?? となっていたら、アンチョビトーストにはバターが載ると言われ。⁇⁇
待っていると出てきたのは、トースト+室温に戻されたバター(無塩)+アンチョビでした。
えーー??と思いながら一口頬張ってビックリ‼️バターがまろやかで、アンチョビの塩加減と少しのクセを和らげ、めちゃくちゃ美味しい。これは大発見でした。
やっぱりグルメコーナーって、美味しいとこ取りで間違いがないのがいいですね。
おまけに世界各地のグルメが揃うので、見ていても飽きない。
デパートだからこそできることなのだと、しみじみ思いました。皆さんもお土産は是非グルメコーナーも見てみてくださいね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?