スペインのお肉🇪🇸
自粛生活135日目。
今日はお昼にサーロインステーキsolomillo a la plancha(ソロミージョ ア ラ プランチャ)をいただきました!!!
ということで、お肉のお話です。
さて皆さん、スペインで一番多く飼育されている家畜動物はなんだと思いますか?うし、ぶた、馬、羊、山羊などいろいろありますけれど(家禽類は含まず)。
多分大多数の方が正解するでしょうけれど、そうです。豚さんです。
イベリコ豚なんて有名になっちゃって🐷豚しかないのかってイメージですが、もちろんそんなことはありません。
さて豚の次に多い家畜は、、、もちろん牛ではありません。
次点は羊、そして牛、山羊と続きます。
豚がダントツ一位なのは、食肉用に加えて生ハムやチョリソにロモなどの腸詰類にも広く利用され、食卓に登る頻度が高いことが挙げられます。
スペイン文化の日常として、以前は家畜の豚を屠殺して腸詰を作るお祭り(matanza マタンサ)が存在しました。今は様々な視点から、その行事自体の見直しがされたりしていますが、それだけ昔から身近な存在だったということ。
また今では有名になった分、EU内だけでなく、世界中への輸出量も毎年増え続けている(2020年はダメでしょうが。。)状況も関係しています。
続いて羊。何度か記載しましたが、羊の乳チーズがうまいんです😋羊は元々、山羊と同様に昔から山間部で放牧が盛んでした。ハイジのペーターの職業、パストールpastor (羊飼い)も数多くいたとのこと。今でこそ伝統的なパストールの数は減ってはいますが、スペインを代表するチーズの原材料であること、加えて羊毛、羊皮の利用の点から、羊が山羊よりも多くなっている模様。
ではなぜ牛が3位?単純にまずは食肉として食卓に上がる回数が豚と比較すると圧倒的に少ない。
もちろん価格も豚より高いので、日本同様、今日はええ肉食べようか🥩的なイメージにあることは間違いないです。もちろん煮込み用などの安い部位はありますが、毎日の家計を考えると(いや、健康面もか)、豚や鶏肉の方に手が伸びるのも頷けます。
さて、そのええ肉スペイン牛が、2020年から日本に輸出開始されています。うちの旦那さんの出身のガリシア牛やそのお隣のアストゥリアス州の牛やカスティージャレオン州のアビラ牛、エストレマドゥーラ州の牛にやアラゴン州ピレネー牛。まだまだあげ出すとキリがありませんが、美味しい牛いっぱい🐂🐃
一般的に、スペインの牛肉は脂質が少ない赤身肉で、ダイエットには打って付け。よく熟成された分厚い牛ステーキは、表面をよく焼き、レアもしくはミディアムレアで是非賞味いただきたいです。味付けは焼く時に振る岩塩のみ。それがまた肉の旨味を最高に引き立てます。
(写真はサーロインイメージです。空腹すぎて気づいたらほぼ食べ終わってしまってました。。。)
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