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平成の歌姫が戻ってきた。この記事は、浜崎あゆみをそこまで好きではなかった29歳男が、妻にオススメされファンになるまでの物語。

この記事は、浜崎あゆみをそこまで好きではなかった29歳男が、妻にオススメされファンになるまでの物語。
※浜崎あゆみさんのアルバムを聴きながら記事作成をしております。著者の変化していく感情をお楽しみ下さい。

『初めの印象』

ブルーバードの人でしょ?
『あゆ』って途中痛く見えてた時期あったよね。
まぁ、有名な曲なら知ってる。

浜崎あゆみのことは、この程度しか知らなかった。だが2023年『あゆ』が頭角を現してきた。

ファンたちがザワつき始めた…。

『あゆの声が戻ってきてる』

様々な考察がある中の一つには、コロナ禍で喉が休まったのではないかと噂されている。その他アーティスト、例えばGLAYのテル。彼の声も昔に戻って来ているらしい。

平成レトロという言葉が流行るように、平成が確実に戻りつつある。これからの若い女性たちが平成に影響されていくのではないかと考察する。

実際に平成レトロとして、ルーズソックスが流行ったり、なんなら昭和まで戻るかもしれない。

2023年現在久しぶりに聴いた、2015年の浜崎あゆみの曲は、全体的に無理をして歌っているように感じた。
そのことについてコメント欄では…

「今は、今の歌い方をすればいいのに、昔のように歌うから変になっちゃうんだ」

だが、その後に観た映像、2023年のブルーバードの曲調は、歌いやすそうだった。

2023年1月のライブ映像、紫のきらきら衣装を着ていた。演歌っぽくて、でも輝いてて歌もうますぎる。高い声もいい。

興味が出てきた。

そういえば、僕のような着うた世代は、サビしか歌えない場合がよくあった。
だが、妻曰く、あゆの歌はなぜか全部歌える人が多かったのだそう。

その不思議な魅力を、アルバムを通じ感想として記事にしようと思う。

1998年シングル『poker face』

1998年 poker face

シングルのポーカーフェイスでデビュー。
歌う歌詞が大人過ぎて、幼い『あゆ』に歌わせるのは…ということで、このジャケ写。
本当は目元を全部隠す予定だったらしい。

浜崎あゆみは、mixとかトランスとか、クラシカルとかのバージョンでもアルバムを出すみたいだが、壮大なプレッシャーを感じた。
あゆ一人、全てを抱え込んでいたのか。
曲を出す前にもドラマや映画に出演していたらしい。

2000年『Duty』

2000年 Duty

デビューから2年でめちゃくちゃ成長している。自我を凄く出すようになってる。ここまでくると『SEASONS』に深みが出てくる。

『teddy bear』
この歌詞は、お父さんが亡くなってしまった時に書いた詞なんだとか。
とかいう話を信じていたのだが、どうやら違うらしい。

浜崎あゆみ自身、「父の記憶はほとんどない」と明言しているらしく、父との思い出話などではないそうだ。

では、いったいどんな歌なのかというと、様々な考察がされているらしい。
『不倫の歌』だったり、祖母か母に向けた歌と言われていたりする。

つまり『あゆ』が言うように、表面だけで捉えるのではなく、本当のことは『あゆ』自身しか知らないということだろう。

ちなみにこの頃の『あゆ』は、不倫の歌のような歌詞は、まず書かなかったそうだ。

2001年『A BEST』

2001年 A BEST

この辺りから、勢いがさらに増した気がする。男ファンも増えたのでは。

良いぞ。
良い。

2002年『I'am…』

2002年 I'am…

容姿にも声にも箔が付いてきた。
圧倒される。完全な歌姫の覚醒。

ちなみにこの歌、長瀬との歌を歌っているらしいですね。復縁した際の歌のため、パワーがあるのでは。

『UNITE!』の次の曲は、『evolution』

聴いているだけで闘志が湧いてくる。
凄いアルバムだ。

ファンたちを勇気づけるのと同時に、浜崎あゆみ自身を鼓舞するような力を感じる。

ギターの音が良い。この頃は、バンドが流行っていたからか、この辺の曲が個人的に好きだ。

そして後半にくる『M』
破壊力が!!正直歌姫に虜になっている。

2003年『Memorial address』

2003年『Memorial address』

歌に余裕を感じる。
明るめのテイスト。

と思っていたら最後に『forgiveness』
彼女に何があったのだろう。
あゆは、とてつもない重圧に耐えていたんだろうな。
悲しい愛の歌だと感じた。

「きっと誰もが愛を守る、そのためにきっと誰もが、なにかを信じていたい」

2004年『 MY STORY』

2004年 MY STORY

強い。
とにかく強い。
浜崎あゆみの物語。
弱い心を取っ払ったような、常に前に進む歌詞に感動する。

『Moment』
心が焦げついて
焼ける匂いがした
それは夢の終わり
すべての始まりだった

あゆのアルバムは、前半明るいのに、中盤は浜崎あゆみ自身の葛藤が歌われているように感じる。
だが、後半になるにつれて、ファンを応援するような歌詞になる。

あゆの懐の深さが凄い…。

アルバム内のストーリーも素晴らしい。

ラストの曲
『Hamming7/4』
なによ、このギター。
ロックバンドのボーカルもできるのかい。 
この歌姫止まらんぞ。

2005年は、シングルから

2005年『STEP you /is this LOVE?』

2005年 STEP you /is this LOVE?

この年はアルバムを出していないようなのですが、2004〜2005は、『MY STORY』に収録されているよう。
シングルを聴くと、シングルもまとめて聴きたくなりますが、それはぐっと堪え、とりあえずこのシングルだけは聴いちゃいましょう。

『STEP you』『is this LOVE?』

オリコンチャート週間1位、しかも2週連続獲得。CMにも起用されるなど、数々の伝説を残したシングルだそう。
どうりで、どこかで聴いたことがあるわけだ。

2006年『Secret』

2006年『Secret』

『Not yet』
序盤からめちゃくちゃに盛り上げてくれる。
もうあゆの虜は間違いない。

この勢いをライブで歌うとか最高過ぎる。

『Startin'』
信じるって決めたんなら
理想と違う答えも
受け止める事

この曲聴いて育った平成ティーンの女の子たちの心は、どれほど強くなったのだろう。
男になんて負けないだろ。

さすが浜崎あゆみ。
2006年になると、もうカリスマだ。カリスマと呼ばれる存在だと納得させられる。

『BLUE BIRD』
ブルーバードが流れてきた時、もう口ずさんで。
記事を書きながら、あゆにハマっていってる。

このアルバム、さらにパワーが凄い。
浜崎あゆみの人生が歌に出てる。
歌詞に重みがある。

女の人は、早い段階で歌を歌詞で聴いていたのか。メッセージ性が強い。

『Secret』
ファーストアルバムから聴いているとですね、こんなにしっとりした歌を歌えるのかと、感動するわけですね。

長瀬との別れの歌だと言われているが、確かに悲壮感漂う悲しい歌だった。

2007年 『A BEST2』

2007年 『A BEST2』

もう本当にすいませんでした。
あゆ甘く見てました。

いきなり、『evolution』

A BEST2(2007)まで来ると歌唱力格段に上がってる。高音が凄い…。
A BEST2まで辿り着いた。

どんどん声のパワーが上がっていく。凄い…。

浜崎あゆみってロックシンガーじゃん。
やべぇ。ドハマリした。
バンドが半端ない。
浜崎あゆみの声がギターみたいでかっこいい。

待って…
あゆバンドが半端なくうまいよ。
調べてみよう。

あゆバンド

『my name's WOMEN』
やはり平成は女性の時代だと思う。 

『INSPIRE』
そう人は一人じゃ生きれない
そんな当たり前の事とか
そう愛だってなきゃ生きれない
今更身に染みてる
もうこんな時代だからって
それってどういう言い訳ねぇ
愛だとか夢だとかを口にする事は
カッコ悪いことなんかじゃない

男性すらも勇気づけるこの歌詞。

『STEP you』
ここにきて響いてきた。
あゆバンド…ヤバいよ。

『Voyage』
とんでもなく壮大な音楽。
オーケストラが『歌姫あゆ』のために演奏している。

片耳が聴こえずらい状態での歌唱力!?
2000年に発症したといわれる突発性難聴。
(2008年には悪化していると発表)
物凄いトレーニングをしたらしい。

この一発目の歌がうますぎて、この声のあゆの印象が強過ぎた。何年後かに声が低くなってて、声が全然違うじゃんって批判が少しあったらしい。

この努力を知ってて、こんな事が言える訳がない。批判していた人たちは、浜崎あゆみを全然知らない。

私もにわかだが…。

『A Song is born』
愛知万博のオープニングセレモニーで歌われた曲らしい。平和を祈って歌われたそうだ。

愛知万博HP


2009年『NEXT LEVEL』

2009年『NEXT LEVEL』

前半は初めて聴く曲だなと思っていたが、さすがの浜崎あゆみ。知っている曲があった。

『Rule』
誰かに決められたルール
そんなもん必要ない
だってこの僕らがルール
そこんとこ譲れない

やばい。言ってくれるよな。
バックバンドも厳つすぎた。

あゆの音楽が新しくなってる。宇宙っぽい。

『rollin'』
かっけぇ。あゆの声が、どんどん好きになってく。聴けば聴くほど好きになる。
全体的にだいぶ力強い。女性の代表。

2010年『Love songs』

2010年『Love songs』

そしてここで『Love songs』を出すところが良い。32歳。今考えるとまだまだ若いし、言いたい事山程あったんだな。

『Aria』
までは、全体的に優しい雰囲気のアルバム。

『blossom』で、あゆバンド。

『Thank U』
高音に色気が出てる。
歌姫だな。
バックバンドのシンセの音もめちゃくちゃいい。

2011年シングル『Happening Here』

2011年シングル『Happening Here』

TRFの名曲のCOVERですね。
この年はアルバム出してない?

では、飛んで。

2012年『Party Queen』

2012年『Party Queen』

あゆ姉…
ジャケ写が眩しい。

『call』
ただ精一杯、精一杯笑っていた

あゆは、2012年もバンドが似合うなあ。

『Reminds me』
人は誰でもひとつやふたつ
忘れてしまいたい事があるね
だけど忘れてしまえないのは
忘れちゃいけない痛みだから

哀愁漂うあゆバンド。
低めのあゆの声も良い。
少しハスキーなんだけど、凄い透き通ってる。

『the next LOVE』
スモーキーな曲だ。
ジャズなバーから、まるでバーレスクのような感じ。

ジャケ写の雰囲気が出てきた。

2013年『Love again』

2013年『Love again』

『Song 4 u』
あのあゆが(まだファーストアルバムの事言ってる←)、こんなにも力強い愛の歌を歌うなんて!

『missing』
もヤバかった。

『SAKURA』
生きてくことは
こんなに尊い
生きてくことは
僕らで有ること

あゆらしい、生きる喜びの歌。
常にファンや、世界中の人々に寄り添う歌姫に感激。

『Gloria』
君も誰もそんな強くはないよ
だから独りになんてしないから

あゆだからこそ、言える言葉だね。
ファンのみんなは安心したろうな。

2014年『Colours』

2014年『Colours』

『XOXO』
この曲だけ聴いてたらあゆって気付かないかも。
変幻自在の声、なんなのよ。

『What is forever love』
AAAの浦田直也さんと歌っているよう。
熱愛報道やら、仲良し過ぎる友人やら、色々囁かれているが、仲良さげな写真に見えました。

2015『A ONE』

2015『A ONE』

序盤からあゆバンド!!

『warning』
本当のアタシをあなたは知らない

本当の私は、私しか知らないみたいなこと言ってる。あゆの本心はロックシンガーだってば。

『The GIFT』
浜崎あゆみの声は、本当に美しくなった。

『The Show Must Go On』
時代がどれだけ変化し続けても
ずっと変わらないものがここには
ひとつあるから

この時代から、あゆはそう教えてくれていたのに、全然聴いてなかった。少し後悔。完全に女の人の歌だけだと思ってた。
浜崎あゆみカッコ良すぎる。

2015年シングル『sixxxxxx』

2015年シングル『sixxxxxx』

このアルバムでは、新作アートワークで素を表現したらしい。アルバム+CDにはジャケ写4枚が入っていたのだとか。

題名が『シックス』なだけあって、収録曲は頭文字が『S』の6曲。遊び心があって良いですね。あゆなりになにか意味を込めているのでしょうか。

2016年『M(A)DE IN JAPAN』

2016年『M(A)DE IN JAPAN』

『Mad World』
たった自分ひとりだけが
立ち上がったとこで
意味はない
そうやって知らぬ誰かが
先に立つのを待つの?

直訳で『狂った世界』
浜崎あゆみは、広い視野で世界を見てた。
この歌詞は、今の時代でも物凄い刺さる。

『TODAY』
どう見られてるかな
どう思われるかな
言いたいことも言えないで
誰かの理想のために生きないで

僕らの未来がどれだけ
続くのかはわからないけど
出来ることは今日をどれだけ
精一杯生きれるかなんだよ

あゆも、今を精一杯生きろと言ってる。
こんな歌詞を書ける浜崎あゆみを尊敬する。

2016-2018年EP『TROUBLE』

2016-2018年EP『TROUBLE』

『W』
念入りにブローして
巻いた髪をなびかせて
仕上げにはリップを
オーバーライン気味に引いて

歌詞が強い女性をイメージできるし、バックバンドが更に本気出してきた。
あゆの声と相まって、めちゃくちゃかっこいい。

2019-2023 年『Remember you』

2019-2023 年『Remember you』

『23rd Monster』
見知らぬ人よ
君のジャッジに興味はない
結末はボクシダイだ

不確かな時代になって
確かなものに白黒がついた

これ2023年に聴けることがなによりの幸せ。
浜崎あゆみは、ずっと歌姫だったじゃん。

正直劣化したと聞いていた。だが、ファーストアルバムから聴いたが、一度も失速していない。
リリース当初は、恋愛とかで色々あって、若いのに一人で抱え込むこともあっただろう。

『春よ、来い』
松任谷由実の春よ、来いを、あゆが歌う。
さすがの歌姫、ユーミンとは別の世界観。
壮大なスケールだった。

『MASK』
時代のせいにして手放した感情たち

出来なくなったことばかり並べて理由つけて
とりあえずの笑顔作るようになったのはいつから?

2023シングル『MASK』

『Just the way you are』
ねぇbaby.just the way you  are
僕は君の側で
君が君でいることの素晴らしさを
伝え続ける

『MASK』のMVを観たのですが、最後まで浜崎あゆみは、浜崎あゆみでいることを決めたような。
覚悟と心の奥底に秘めたる悲しみを感じました。
MVまで観てしまうと止まらなくなってしまうので、浜崎あゆみ編は一旦ここまで。

【感想】

1998年-2023年浜崎あゆみ。
平成を彩った歌姫は、令和になった現在も色褪せることなく、平和を祈り、そして歌っていた。
彼女の願いは、こうして世界中に響き渡り、人々の心を癒し変えていくだろう。
浜崎あゆみの歌も祈りだった。

浜崎あゆみに出逢えてよかった。これからも熱心に応援していきます。

この記事は、浜崎あゆみをそこまで好きではなかった29歳男が、妻にオススメされファンになるまでの物語。

次の記事は『倖田來未さん』
彼女の軌跡を記事にします。
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引用
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