夢がない人、夢がある人の違い。夢とはいったいなんなの?

あなたは夢をもっていますか?

僕は小学6年生から夢を持ち始めました。

夢があると目標に向かってなにをすればいいのかが明確になるので、行動しやすくなるような気がします。

気がしてました。

夢を持ち始めて6年目にして夢が叶うことになるのですが。

僕の夢とはバーテンダーになることでした。

プロのバーテンダーとかではなく、お酒を作ってお客様の悩みを聞くような、そんなバーテンダーに。

実際19歳の僕はそれを叶えてしまったんです。

幸せでした。

ただそれ以降自分自身の夢という物がなくなり、自分を見失いかけたのです。

夢とは自分の中で本当に大切な一本の槍だったのだと思いました。

たくさんの理由をつけて自分の夢を再構築しようとしました。

ですが、どんなことも本気になれず夢に出来るようなことは一つも見つかりませんでした。

夢で長く悩んでいました。

今の夢はと聞かれたら、バーの経営者になり、たまに顔を出す程度でも、バーテンダーとしてお客様の悩みを広い知識で解決してあげることです。

それには今行っていることを極める必要があるのですが。

と、僕は未来のことをずっと考えていました。

もちろんたまには過去のことも考えます。

ただ、過去のことを考えても未来にはなにもないと思ったのです。

実際未来が存在するのかはわかりません。

だって今が過去の未来なのですから。

こんな話を友人にしてみたのですが、その友人夢がないというのです。

未来の自分を想像しても意味はない。

今を生きている。

なにかあればその時に行動する。

こんなことを言っていました。

僕は衝撃を受けました。

全員が夢をもって、未来を見据えていると勝手に思っていたからです。

世界には様々な人間がいて、さまざまな意識ある。

その中で自分と同じではない考えの人がいるということは分かっていました。

ですがここまで違うものなのかとショックを受けたのです。

根本的な考えが違っていればそれもあり得る話で、育った場所が違っていればカルチャーショックも受ける。

自分の無知さと世界への無知さを痛感しました。

では夢とはなんでしょう?

その友人には夢は完全にないということなのでしょうか。

それも違うと思います。

友人に問いかけました。

将来やりたいことは本当にないの?と。

渋々友人は「今の仕事をずっと続けてると思うよ」

と言ったのです。

今が人生のピークの人が存在する。

毎日が充実していて、今がずっと続いてずっと人生のピーク。

こんなに幸せな人が近くにいると思わなかったんです。

夢とはいったいなんなのか。

必ず叶えなくてはいけないのか。

叶えられる未来しか夢と呼んではいけないのか。

結論は夢とは願望であり、必ずしも叶えられるものではないということ。

願望を持つのは自由でそれを夢と呼ぶこともできる。

夢とは形のないものだからこそ意識の中で意識するものなのだとそう思うのです。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?