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『アミ 小さな宇宙人』から読み解く《愛》が地球を救わない理由。(感想)

みんな、愛し合ってるかーーい!
はい、珍しく寝不足で変なテンションになってる凛太朗だよ。

今日は、世界的ベストセラーとなったエンリケ・バリオスの『アミ 小さな宇宙人』についての個人的な感想を書いてみようと思う。


絶版?アミ小さな宇宙人シリーズあらすじ

日本では、2005年に一冊目が出版されてから、10年経った今でも根強いファン(支持者)の多い本なんだ。

そして、なんと絶版になったという話もある本書。
(どうやら理由は重版の目途がたたないだけらしいけど。)

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(引用元:もどってきたアミ―小さな宇宙人,©エンリケ・バリオス,徳間文庫)

【アミ 小さな宇宙人】

【もどってきたアミ 〜小さな宇宙人〜】

【アミ 3度目の約束 〜愛はすべてをこえて〜】

この全3部作に渡る、壮大なストーリー。


本を読んでいない方のために、超ザックリ〜とだけ説明しておくと・・・
 

ペドゥリートという少年(主人公)の元に、一見子供の姿をした小さな宇宙人(アミ)が突如あらわれるんだけど、なんだか仲良くなっちゃってアミの乗ってきたUFOに乗せてもらっちゃって、そんでもって宇宙を連れ回してもらっちゃう、う〜ん、なんともロマンティック?なお話なのだ♪

アミーゴ(友達)という意を込めて『アミ』と呼ぶことになった、その小さな宇宙人との旅で地球の文明がいかに不完全であり、野蛮で、成長途上の未開の星であるかを教わっていくんだ。

そして、ペドゥリート(主人公)は、アミから学んだ事を、他の地球人にもわかりやすーく伝えるためにこの体験を一冊の本にまとめて出版するよう、アミから頼まれるのね。

『本書き終わったらまた会いにくるからねー♪』って感じでアミが去ったあと、ペドゥリートは約束通り本を書いて。またアミが会いにきてくれて。そんでまた宇宙連れまわされながらーの、いろいろ学んで。

お別れしたら、また2冊目の本を書いて。んで、また会って。3冊目を書いて・・・って感じで出版されたのが、この3冊の【アミ 小さな宇宙人】シリーズという感じ。

 
ちなみに、本の中では、さらっと重要な情報開示が幾つかされたりもしているが・・・

若干、軍産複合体が撹乱させるために行っている情報操作とも思えるトンデモ系のネタも混じっている。特に、それは3冊目《アミ 3度目の約束》に顕著なんだ。

おそらく、1冊目が大ヒットしたことで目をつけられて、誤解は招きやすいにしても、とても大切な事が散りばめられていることを危惧した人たちが、上手く著者、もしくは翻訳者に接触して介入しているのかもしれないね。

これは、もちろん憶測の範囲だけど。
すべてを鵜呑みにすることなく、多角的に考察してみることが大切だと改めて感じたよ^^
 

アミの本をお勧めしてくる人が話す感想への違和感の正体

実は、これまで、アミの本を絶賛する何人かの方と話したときに、あまりにも薄っぺらい感想が多かったり、なんとなく“違和感” を感じてしまうことがあって、偏見から読まずにいた本だったんだ。

でも、これだけ話題になっているのは事実だし。
なぜこんなにも世界中で翻訳され、支持されているのか。

読まずに批判せずに、フラットな気持ちで読んでみようと手に取ってみたところ、現代人にとって学ぶべき叡智が、読みやすいストーリー形式の中散りばめられた、なかなかの良書だと感じてる。
(もともと期待値が低かったからというのもあるだろうけどw)

と同時に、読む前に感じていた“アミファンに対する違和感”  の理由も分かってきたんだ。

それは、アミを読んで『よかった!』と絶賛する方々の感想が
最終的には・・・

という一言に尽きてしまうところ。
 
もちろん厳密には一言で終わる人はいないんだけどね。

抽象度の高いお話だけで終わらせずに、経済的観点も踏まえ、より僕らの生活に根ざしていける具体的な施策へと結びつけ、まとめあげることの難解さから、結論は、《愛》という耳障りの良い言葉だけで片付けてしまうというパターンが多いかな。

べつに《愛》そのものを否定、批判している訳じゃないんだよ。
きっと誰もが、愛が溢れる世の中になったらいいなとは思ってるはずだから。

でもね、考えてみてほしい。

遥か何千年も昔から、《人類愛》を説いた偉人は数え切れないほどいるんだよ。
いつの時代でも、そりゃーもうメチャンコ頭の良い人たちが、必死に《愛》とは何か?を考え続けてきたんだ。

でも、過去、地球においては一度たりとも、人類愛を説くことで世界平和を成し遂げた例はない。
 
本の中で、アミも『《愛》というものが、捉え方次第で危険なものになってしまう。』というリスクを教えているように、地球の歴史を見れば、それぞれの主観的な《愛》という幻想は、《愛A》vs《愛B》という茶番な対立をも生み出しかねず、時には戦争にまで発展するという本末転倒な事態も多々起こしてきている。

 
こうした歴史的事実も俯瞰した視点で捉え、じゃーそもそも《愛》って一体なんなのよ?!ってことを、もっともっと深く、そして多角的に・・・
ちょっと一緒に考えてみない?


次は、愛って何だろう?について書いていこうと思うけど・・・

長くなるので、今日はこの辺で。

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