見出し画像

お家コーヒーをより美味しく、楽しく。あなただけのコーヒーライフを届けたい。/スペースマーケットGuest Story

自分にぴったりなコーヒー、知りたくないですか?

今回のゲストは、AI診断で約150,000通りの中から好みのコーヒーをチョイス。あなただけの特別なコーヒーボックスが自宅に届くコーヒーのサブスク「PostCoffee」の創業者、下村祐太朗さんです。

SNSでも話題のPostCoffee。その撮影場所としてスペースマーケットを使ってくれているとのことで、ストアにお邪魔しお話を伺ってきました。

Guest Profile    下村 祐太朗
POST COFFEE 株式会社 CCO(Chief Creative Officer)
2005年 5月 株式会社ヘレティックの創業。Webサイト制作、グラフィックデザインなどを主軸にデジタルクリエイティブを制作する。サブプロジェクトとして2013年 7月 渋谷区富ケ谷にコーヒー屋兼コワーキングスペース MAKERS COFFEE(メイカーズコーヒー) をオープン。新しい業態かつサードウェーブコーヒーの先駆けとして注目を集め、雑誌やWebメディアなど様々なメディアに取り上げられる。16年間、受託制作で様々なクライアントの事業開発を経験し、2018年POST COFFEE株式会社を設立。

“本当に美味しいコーヒー”を知って欲しい。AIによるコーヒー診断

ーーコーヒーのサブスクって面白いですよね。PostCoffeeを始められたきっかけは?

美味しいコーヒーを1人でも多くの人に知って欲しい、というのがスタートですね。
元々はデザインとシステム開発を行う会社を経営するかたわら、カフェをやっていたんです。PostCoffeeは兄弟2人で創業したんですけど、2人共コーヒーが好きで。

こだわりのコーヒーを提供していたのですが、カフェに来てくれる人の数には限界があるんですよね。もっとたくさんの人に美味しいコーヒーを知ってもらいたい、その人の好みにあうコーヒーを見つけてもらうにはどうしたらいいんだろう、と考えていて。

本当に美味しいコーヒーって全然違うんです。しかも、コーヒーにはかなり沢山の種類があって、美味しいコーヒーというのはその人の好みによっても変わります。
片っ端から全部試して、自分の好みの味を見つけられる方なんて、相当のマニアでないとなかなか居ないじゃないですか。どれから試せばいいかもわからないし、面倒くさくなっちゃいますよね。

そんな課題を解決できる、あらゆる人が自分にぴったりの美味しいコーヒーを見つけられる仕組みを作りたくて。それで辿り着いたのが、現在のPostCoffee。コーヒー診断というわけです。

「お家で飲むコーヒー」に特化することで、ライフスタイルを豊かに

ーーPostCoffeeは「自宅で飲む」というのがテーマなんですね。

そうですね。毎日自宅で飲むコーヒーを、特別に美味しいものに変える。そうするだけで、日々のライフスタイルってもっと豊かになると思うんです。

Post Coffeeは、ライフスタイルに関する10個の質問に答えるだけで、AIが好みのコーヒーを診断。自分専用のコーヒーボックスが届くというパーソナライズコーヒーです。

飲み方もパーソナライズできるようになっていて、ハンドドリップ、フレンチプレス、エアロプレスなどから選べます。ミルクや砂糖のセットもカスタマイズできるんですよ。

届いたものを飲んで、フィードバックをしていただくことにより、さらに好みに近づける仕組みになっています。

「苦みと酸味のバランスがかなり自分好みのものが届いた!」
「浅煎りが好みだってことに気づけた。」
「こんなに美味しいコーヒーがあるなんて知らなかった!」
など、様々な声をいただけていますね。


「スペシャルティコーヒー」にこだわる理由

ーー扱う豆にもこだわりがあるんですよね?

コーヒーのランクの中でもトップランクの「スペシャルティコーヒー」だけを扱っているんです。スペシャルティコーヒーってよく聞くと思うんですけど、栽培管理や収穫、生産処理、選別から品質管理までが適正に行われ、欠点豆の混入が極めて少ない生豆のことをいいます。

実は大手チェーンのコーヒー屋などではほとんど扱っていないんですよ。こんなに多くの種類のスペシャルティコーヒーを揃えているところは、国内でも珍しいと思います。

コーヒーの全体消費の中でのスペシャルティコーヒーの割合って、アメリカが59%なのに対して、日本はたった8%なんです。スペシャルティコーヒーを飲んだことが無い方って、まだまだたくさんいらっしゃるんです。

僕たちが思う「美味しいスペシャルティコーヒー」を、少しずつ皆さんに知っていってもらえるのが、とても嬉しいんです。

コーヒーを届けるだけではなく、「体験」を提供する

ーーInstagramでファンの方々がおしゃれな写真を投稿されてますよね。

ユーザーはミレニアル世代のお客様はが中心で、男女は半々ぐらいの割合です。PostCoffeeは、ただコーヒー豆を届けているのではなく、「体験を提供している」と思っているので、お届けする箱も開けてワクワクするようなものにしています。
すると写真を撮ってSNSなどにあげてくれる人が増えて、口コミでどんどん拡がっていってくれるんですよね。(画像は公式HPより お客様のお声)

スクリーンショット 2020-09-28 2.37.55

お送りするセットの中に、PostCoffeeの想いやコーヒーにまつわるストーリーなどを書いたオリジナル冊子も入れていて。
その冊子のイメージスナップなどの撮影場所を探すためにスペースマーケットを定期的に使っています。

お家のコーヒーをもっと豊かに、がコンセプトなので、おしゃれなキッチンがあるスペースとか、カウンターとかソファとか、こんな家に住みたいなーと思えるようなスペースがメインです。

よくあるハウススタジオとかも使っていたんですが、どうしてもハウススタジオって、「撮影用に造られたもの」感があるんですよね。
絶対普通の家にそんなもの無いだろうってものが置かれていたり。結構違うんですよ、リアル感と、撮影スタジオ感って。

なので、スペースマーケットに掲載されているスペースの方がよりユーザーに近い雰囲気で、僕等が撮りたい写真が撮影できるんです。
PostCoffeeの世界観を創るための大事な存在ですね。
(写真は実際の撮影風景。カメラを担当するのは兄・CEOの下村領氏)

画像2

生産者との直接のつながりを大切に、美味しいコーヒーを届け続けたい

ーーPostCoffeeが今後目指す世界とは?

みなさんが毎日飲むコーヒーが美味しくなること、これは繰り返しになりますが目指す世界です。
それに伴って、豆の仕入れ自体も、業者を通さず、全部直接生産者から買って、ちゃんと農家さん生産者さんにお金を落とすことが確実に必要だなと思っています。

色々な国の生産者がいますが、JAなどを通して流通しているとなかなか生産者まではお金が行かず、裕福でない方も多いのがコーヒー業界の実態です。
そこを少しでも変えられるよう貢献したいと思います。

インターネットの時代になって、農園の人たちも自分で動き出しているので以前よりは直接のマッチングもしやすくなっています。本当に美味しいコーヒーを絶やさないためにも、しっかり生産者さんとのつながりを作り続けていきたいです。

スペシャルティコーヒーを飲んだことが無いという方は、まずは一度、味わってみて欲しいです。きっと違いを感じていただけると思います。

テクノロジーの力を使うことで、より多くの人が自分にぴったりのコーヒーが見つけられるような仕組みをつくり、
お家のコーヒーがより美味しく、そしてあなたのライフスタイルがより豊かに、ハッピーになることを願っています。

PostCoffeeをもっと知りたい方はこちら!
HP: https://postcoffee.co/
Instagram: 
https://www.instagram.com/postcoffee.co/
twitter: https://twitter.com/postcoffee_co


スペースマーケットとは?
1時間からあらゆるスペースを貸し借りできるスペースシェアプラットフォームです。「スペースシェアをあたりまえに」することで、チャレンジを生み出し、世の中をより面白くすることを目指しています。