【Merry Christmas!!】雪化粧した山肌を自由なラインで滑走する。生の大自然と向き合えることが最大の達成感。
Spacekeyアドベントカレンダー2019の25日目は、清水(猛)が担当します。
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Q1.職種と担当している業務について教えてください。
Webメディア(CAMP、YAMA、TSURIなど)のエンジニアをしています。
Q2.普段はどのようなアウトドアレジャーを楽しんでいますか?
山をオールラウンドに楽しんでいます。夏から秋は土日にピークハントをしたり、トレランで走ってみたり、たまに沢を登ってみたりと。旅行も振り返ると、トレッキングが楽しめるエリアばかりに行っています。
Q3.冬はどのようなアウトドアレジャーをしますか?
バックカントリーです。12月から翌年5月末あたりまで、山には大体スキーで行きます。アウトドアって夏が本場のイメージを持たれる方も多いかと思いますが、私は雪のある季節が本命ですね。山を選べば半年、1年のうち半分は滑れます。
Q4.なぜそのアウトドアをするの?
シール登行にかける時間に比べれば、下りの滑走は一瞬なので割には合いません。ですが、雪化粧した真っ白の山肌を自由なラインで歩ける&滑走できる楽しさと、そこに至るまでの地形読みや状況判断を通じて、撤退も含めて生の大自然と向き合える。だからこそゲレンデスキーでは味わえない達成感があると思います。
Q5.冬のアウトドアに関するエピソードをおしえてください!
春の立山での話。普通の山は自分の足で登りきった地点から滑走しますが、立山黒部アルペンルートはバスで標高2500近くまで行けるので、ルート次第でそれが逆になるんですよね。東面をたっぷり滑走したあと剱沢の登り返しが罰ゲームさながら長くて、バテてしまい山小屋の受付電話を借りて有休を懇願した思い出があります。笑
Q6.冬のおすすめアウトドア情報、おしえて!
守門岳・浅草岳(越後山脈)
マイナーですが東面には日本一と云われる大雪庇や絶壁あり。一方の西側は穏やかな斜面に巨木のブナ林が広がっていて、ツリーランを楽しめます。
白馬乗鞍岳周辺(北アルプス)
栂池自然園あたりは好きです。条件が良い日は船越方面、微妙な日は天狗原など代案も豊富。加えて雪崩情報が手に入りやすいです。
鳥海山(東北)
毎年4月下旬に祓川登山口が開いてからが本番。GS板を山頂まで担ぐ人もいて、遥々遠征する価値がある大斜面です。
Q7.今年の冬、チャレンジしてみたいこと。
今年は板とブーツをUL化したので、焼山北面台地とか長い山行に挑戦したいです。
Q8.「冬ってアウトドア楽しめないよね~」と考えているnoteユーザーにひとこと!
冬の楽しみ方でいうと、無限にポテンシャルはあると個人的には思っています。南半球から来る観光客にすれば、例えば吹雪でもJAPOWへの憧れが勝つからニセコまで来るわけですし。冬の魅力とノウハウをメディアが上手く発信することが大事と思います。
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Spacekeyアドベントカレンダー2019は今回で最終回になります。いかがでしたでしょうか?冬のアウトドアについて「これならやってみたいな!」「今度行ってみようかな!」と少しでも思っていただけたのなら嬉しいです。
今後もスペースキーは、アウトドアの楽しみ方について、様々な角度から発信していきます。皆さんもアウトドアをぜひ楽しんでくださいね!