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プロモーション担当必見!アウトドアメディア解体図『RUN HACK』編

スペースキーの小野(@tsugumi_o_camp)です。スペースキーでは2021年4月に営業メンバーが新たに加入しました。営業商材でもある自社アウトドアメディアの理解を深めるために実施した勉強会の様子をお伝えします。幅広い可能性を秘めたアウトドア市場。暮らしに関係ある全業界様に読んでいただきたいです!(あと問い合わせもください!)


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大葉 繁儀
2021年4月ジョイン。営業企画本部でマネタイズの統括を担当。アウトドアをほとんどしたことがない“アウトドアLv.1”。アウトドア知識をを積むために、現在武者修行中。

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深作 萌珠
登山メディア『YAMA HACK』編集を経て、2019年より『RUN HACK』の立上げに携わる。走るモチベーションは「美味しいビールを飲むため」。ビールのあるところに走っていきます。


『RUN HACK』の立ち上げ経緯


(大葉)そもそも、『RUN HACK』はどのようにして始まったんでしょうか?

(深作)『RUN HACK』は2019年からスタートしました。当時、すでに『CAMP HACK』『YAMA HACK』『TSURI HACK』という3メディアが走っており、運営も軌道に乗っている状況でした。ただ、スペースキーのスローガンは“もっと自由なアウトドアを、すべての人へ”。このスローガンを達成するには、まだ届いていない人たちがいるのではないかと。

そこで次なるアウトドアカテゴリとしてランニングが候補にあがりました。コンセプトとしてはランニングだけに特化するのではなく、フィットネスや健康なども含めたカジュアルでヘルシーな情報を発信するメディアでした(イメージとしては中村アンさんのような)。

私自身、ランニングは一番身近なアウトドアだと定義しています。キャンプや登山は前日からしっかり準備したり、週末にフィールドに行かないとできませんよね。ランニングはシューズを履いて、家から1歩出ればすぐにスタートできる。その気軽さが最大の魅力なのではと考えています。

(大葉)たしかにそうですね。靴さえあればいいという初期投資の低さは魅力ですね。


『RUN HACK』とはどのようなメディア?


(大葉)『RUN HACK』についておしえてください。

(深作)“ランニングメディアNo.1”を目標に、『RUN HACK』を通じてランニング人口を増やすことを目指していきます。2021年はまだまだ立ち上げ期。今まで以上にランニングをする人たちに参考にしてもらえるように、まずは認知をとっていくことを最重要課題として取り組んでいきます。現在、『RUN HACK』は私を含め2名体制。リソースに余裕はありませんが、前を見据えて走っていきます。

(大葉)ユーザー属性は?

(深作)競技人口と大体同じで、若干男性が多くなっています。年齢層は30~40歳台がメイン。ランニングは比較的年齢層が高いユーザーも多いですが、ここはWebメディアという特性が現れているのかもしれません。

(大葉)どういったワードがより検索されるのですか?

(深作)「速く走る」「サブ3」といったランニング特有のワードよりは、「フィットネス」「痩せたい」「ボディメイク」といったダイエット・健康ワードのほうがいい数値が出ている傾向があります。ここは『RUN HACK』のコンセプト通りで、ランニングの先にある“副次効果”への期待感が高いことが伺えます。

また最近ではコロナの影響もあり、健康志向でランニングを始める人が多く見られます。「皇居ラン」というワードの引きも強く、身近な環境でのランニング情報が求められているのかなと。

(大葉)ランニングと言えば、例のシューズが有名ですよね。

(深作)カーボン入りの厚底系シューズですね。あ、ひとこと言わせていただくと、あれは走り込んだ玄人ランナー向けのシューズなので初心者にはあまりおすすめしません(脚を痛めます)。

カーボン入りの厚底シューズは今ランニング業界で一番熱い話題のひとつです。シューズは世界記録の更新などにもダイレクトに関わってくるので、各社が注力し、開発しています。キャンプだとテントや焚火台などたくさんのギアがありますが、ランニングはシューズが一番注目度も高く、検索もされるアイテムです。『RUN HACK』でも反応がよいため、シューズに関する記事は多めになっています。

(大葉)なるほど。他にランニング業界のトレンドってあるんですか?

(深作)良くも悪くも、コロナの影響を受けています。玄人ランナーは、コロナによりレースが軒並み中止になっているため、モチベーションが下がり気味にあるようです。逆に健康維持のためにランニングを始めた人は増えているなど、業界自体は盛り上がっているように感じますね。

最近では「ファンラン(fun running)」という概念も浸透してきているので、ファッション性のあるシューズやウェアも徐々に見られるようになってきました。速く走るだけでなく、走ること自体を楽しむ人が増えています。ガレージブランド(大手ブランドとは異なるこだわりを持った小規模なブランド)も増えてきており、ランナーにとっては選ぶ楽しみが増え、走る楽しさがより広がっているのはいい流れかなと思います。


『RUN HACK』の今後の戦略


(大葉)『RUN HACK』の今後の戦略をおしえてください。

(深作)ざっくりと、以下をイメージしています。

2021年:立ち上げ期
・記事の量産による認知拡大、流入増加
・展示会などによるネットワーク構築
2022年:成長期
・メディアの付加価値をつけていく
・トレンドを取り入れた記事や記事広告を増やす
2023年:成熟期
・記事以外の取組やサービスを充実させる
・コミュニティサービス
・他社連携
・イベントやグッズなどのEC展開


前述と重なりますが、今期は地道に種蒔きをするタイミング。次に進むためにも、まずは検索からの認知拡大をやりきることを徹底していきます。

ある程度MAU(月間アクティブユーザー)が取れてきたら、必然的にチャレンジできる範囲が広がってくると思うので、『RUN HACK』としての色を出せるような記事企画にも挑戦していきたいなと。

また、ランニングクラブやコミュニティを設立して、実際にユーザーさんとの交流も図れるといいなと考えています。一方で、マラソン大会を開催するとその都度大量のペットボトルが排出されるなど、環境へのよくない影響も指摘されています。走ることを長く楽しむために、環境やマナー問題へのアクションも積極的に取り組んでいきたいですね。

今よりもっともっと規模感を大きくして、いつか取材でホノルルマラソンに行くことが最終目標。ホノルル目指してがんばります!

(大葉)広告記事もたくさん獲っていきましょう!ありがとうございます!



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