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アポロ計画

皆さんこんにちは!
Think Space Habitat vol.4『初めての宇宙建築』まで残すところ一週間をきりました。今回もイベントに先立ち月関係の記事を書いてみました。是非最後までご覧ください!

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みなさんは先月公開された映画『ファースト・マン』はもうご覧になりましたか?『ファースト・マン』は、人類で初めて月面に立ったニール・アームストロングとその周囲の月面に立つまでの物語です。まだ見ていないという方のためにもネタバレはしませんが、今回の記事はアポロ計画についてです。


記事の流れ
①アポロ計画とは
②背景
③人類が宇宙を目指す意味

①アポロ計画とは
 1961年、ジョン・F・ケネディは1960年代中に人類を月面に到達させることを明言しました。これがアポロ計画の始まりです。アポロは17号まで計画が進み、そのうち2号から6号が無人、7号から17号が有人実験でした。1号は有人で実験が行われたのですが、爆発事故によりガス・グリソム、エドワード・ホワイト、ロジャー・チャフィーの3名の飛行士が亡くなりました。この事故を経て設計が大幅変更され、のちのアポロ計画につながっていきます。ちなみにアポロ2号と3号は1号の事故より前に行われ、どちらも成功しています。2号のミッションは無人地球周回飛行、3号のミッションは無人弾道飛行でした。4号から6号はすべて無人地球軌道周回飛行で成功しています。
 7号からは有人で、7号と9号が有人地球軌道周回飛行、8号と10号が有人月軌道周回飛行でした。これらはすべて成功し、そしてアポロ11号。初の月面着陸に成功しました。この部分は是非ファースト・マンをご覧ください笑
 続く12~17号も月面着陸を目指すもので、13号以外はすべて成功し、月面のカラー写真の撮影に成功したり月面車の利用に成功したりしています。13号は月に向かう途中で酸素タンクが爆発してしまい、月面着陸は断念します。しかし乗組員は素晴らしい危機管理能力で生還しました。以上がアポロ計画の概要です。

②背景
 アポロ計画は冷戦の真っ只中に始まりました。ソ連が世界で初めて人工衛星(スプートニク)を周回させることに成功し、さらには人類(ユーリ・ガガーリン)を初めて地球軌道を周回させることにも成功しました。これらによりソ連の国威発揚は達成され、アメリカは後を追う形となっていました。ほぼすべての宇宙開発競争に勝利していたソ連ですが、一つだけ勝てなかったものがあります。それが月面着陸です。ソ連に勝ち、アメリカの威厳を保つという目標の下、ケネディ大統領のあの有名な演説が生まれました。

我々が10年以内に月に行こうなどと決めたのは、それが容易だからではありません。むしろ困難だからです。この目標が、我々のもつ行動力や技術の最善といえるものを集結しそれがどれほどのものかを知るのに役立つこととなるからです。その挑戦こそ、我々が受けて立つことを望み、先延ばしすることを望まないものだからです。そして、これこそが、我々が勝ち取ろうと志すものであり、我々以外にとってもそうだからです。
We choose to go to the moon in this decade and do the other things, not because they are easy, but because they are hard, because that goal will serve to organize and measure the best of our energies and skills, because that challenge is one that we are willing to accept, one we are unwilling to postpone, and one which we intend to win, and the others, too.

そして1969年にアポロ11号が月面着陸を果たし、有限実行となったのでした。


③人類が宇宙を目指す理由
 ②では政治的な背景を述べましたが、人類が宇宙を目指す理由はそれだけではないはずです。何人も犠牲を出しながら実験を続けるのには何か理由があるはずです。ここで一つの結論を出すことはできませんが、理由の一つには人類のルーツを知るというものがあるのではないでしょうか。人間がどこから来たかを知るために宇宙を目指すのではないかと思います。これについては様々な意見があると思いますが、それぞれのモチベーションをもとに宇宙開発が進んだらいいですね。


【参考文献】
https://www.ibm.com/ibm/history/ibm100/jp/ja/icons/apollo/
https://www.gizmodo.jp/2016/02/post_663928.html
https://honcierge.jp/articles/shelf_story/6212
https://apollomaniacs.com/apollo/chrono_ap.htm



第4回目となるThink Space Habitatは
『はじめての宇宙建築』をテーマに
3月24日 日曜日 13:00〜16:00(12:45 開場)
場所はX-NIHONBASHI(東京都中央区日本橋室町1丁目5番3号 福島ビル7階)にて行われます。

皆様のご参加を心よりお待ちしております!
↓Think Space Habitat vol.4 のイベント申し込みフォームはこちら↓
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【 今後開催・参加予定のイベント 】
3/24:Think Space Habitat vol.4『はじめての宇宙建築』( 東京 日本橋 )
→ 詳しくは https://note.mu/spacearchi/n/nf4a32899d6eb
3/30:宇宙系サークル合同新歓2019 ( 東京 渋谷 )


 

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