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「温かい気持ち」はどこへ行く?

私は、市井の人々の「人生の一場面」を垣間見ることができる投書や記事を読むのが好きです。
私と同じ「名もなき人々」それぞれが、大小さまざまなドラマの中で生きていることを感じられるからです。

その中でも、思いやりや助け合いで救われたといった話を目にすると、それがどんなに些細なやりとりでも、胸がいっぱいになり、時にはちょっと涙目になりつつ、「ありがとうございます!」という気持ちがこみ上げます。
(涙目は、単純に歳を重ねたせいもあります。笑)

何気ない日常の中で、大小たくさんの「助け合いや支え合いのやりとり」がされていること自体に、『ありがとう』の気持ちがわきます。
だから、助けた側の方はもちろん、サポートを受け取った側の方にも、ありがとうを伝えたくなります。

私の中にこみ上げる気持ちの種類が、どうして『ありがとう』なのか、ちょっと考えてみたことがあります。

例えば人命救助や災害ボランティアなどの大きな支援はもちろんですが、
日常のほんのささやかな思いやりや、もしかしたら当たり前のこととして見過ごされているかもしれない支え合いであっても、
そこにはきっと、人と人との間に温かいエネルギーが発生しているはず。

その「温かいエネルギーが繋がり、重なることで、目に見えない繭のようなバリアがつくられ、生きている私たちを守ってくれている」気が、私にはするんです。
「温かさのその見えない塊が、私たちが生きるためのある種のエネルギー源になっている」気もします。

もちろん私も、思いやりを渡したり受け取ったりしながら暮らしていきたいと思っています。
でももしかしたら、うまく渡せなかったり、素直に受け取れなかったりするかもしれない。
そんなときでも、日本のどこか、世界のどこかでは、きっと温かいエネルギーのやりとりがされていて、温かさのバリアやエネルギーが補充されている。

記事を読むと、それを確認できた気持ちになって、「ありがとうございます」で胸がいっぱいになるんじゃないかと思います。

温かさバリアエネルギーがますます大きくなりますように。
そして私も、温かいエネルギー作りにじゃんじゃん参加できますように!

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