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台湾旅行記Part3 高雄編

 前回の旅行記の投稿からだいぶ間が空いてしまいました。
本編に入る前に、まずは、先日の台湾東部地震で被災された方が1日も早く平穏な生活を取り戻せますよう、心からお祈り申し上げます。

さて、Part3は高雄編です。高雄は台湾南部の最大都市のひとつ。
私が大好きな台湾ドラマ「痞子英雄」の舞台ということもあり、高雄訪問を心待ちにしていました。

再び高鐵で移動しホテルに荷物を預けた後、まず最初に向かったのが「三鳳宮」
夜のランタンで有名な場所です。
台湾の伝統的な参拝方法を見よう見まねで再現しつつ、台湾のお寺の雰囲気にどっぷり浸かることができました。


 次に、愛河(アイホー)沿いに歩きながら向かったのが、「玫瑰聖母聖殿主教座堂」。1859年に創建された台湾有数のカトリック教会です。
内部は撮影不可でしたが、外観だけでもその美しさが伝わってくるかと思います。教会内でひと休みできるので、観光に疲れた時にもおすすめのスポットです。


 次にLRTに乗り向かったのは、「駁二藝術特區」。
前衛、実験をテーマにリノベされたおしゃれな倉庫が立ち並ぶエリアで、ドラマの世界で見ていた高雄の雰囲気にかなり近かったです。
ぶらぶら歩くだけでも楽しいですし、フードコートも併設されているので、昼食がてら訪れるのも良いと思います。

おしゃれな倉庫たち
THE港湾都市な景色

 そして、最後に向かったのが旗津半島。LRT哈嗎星站から徒歩10分ほどの鼓山輪渡站からフェリー5分で着きます。
正直、「よくある離島的な感じかな」と舐めていたのですが、これが想像以上の素晴らしさ!!
景色の迫力が桁違いで、台湾旅行で最も自然の壮大さを感じた瞬間でした。
写真だけでは魅力が伝わらないと思うので、高雄に行くならぜひ訪れてほしいです。

 さて、そんなこんなで高雄は予想を遥かに上回る素晴らしさだったのですが、今回はそれだけではない一面も感じました。
台湾は南に行けば行くほど貧しいといわれています。つまり、大都市の中では最南端に位置する高雄も例外ではないのですが、やはり一部地域では荒んだ光景が広がっていたり、いたたまれないような雰囲気だったりしたことがありました。

LRT沿線や大規模商業施設の付近では、華やかな暮らしをする人がいる一方、同じ都市に住んでいるにも関わらず、そうしたものに手が届かない人もいるわけで。台湾の経済格差を目の当たりにしました。
でも、逆にガイドブックには絶対書かれないことを自分の目で確かめられたのはよかったし、それでこそ旅をする意義があると感じています。

 今回で台湾旅行記はラストとなります。
皆さんに台湾に行ってみたいなと思っていただけたら嬉しいです。

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