「サバカン SABAKAN」を観た私
小さい頃ってなぜか永遠に友達と「バイバーイ!」って言い合ってたけど、まさかその思い出に泣かされるとは思わなかった…
モリコーネを彷彿するような音楽と、絵画と見間違うほど美しい長崎の景色も相待って、途中から和製ニューシネマパラダイス?と思いながら観ていた本作。(世間ではスタンドバイミーと言われてるみたいだけど)
私にはあんな素敵なひと夏の思い出は多分捻り出しても出てこないし、あっても「少年」たちの思い出には勝てないんだろうなぁと思ったら、ものすごく「少年」という存在に憧れてしまった。
王道といえばそれまでだけど、昭和生まれじゃなくても、田舎育ちじゃなくても、少年じゃなかったとしても、みんなの心にある郷愁にしっかり刺さる作品なんじゃないかな〜と思った。
それから、少年たちをあったかい目で見守る大人たちもとっても良かった。ただただハグしてるだけであんな泣かせにくる竹内ピストルと尾野真千子の演技もすごい…
もう子どもには戻れないから、あんな大人になれるようにあったかい心を持っていたいな。
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