ズラリと鍵🗝が並ぶキーケース。その名は…
(1843文字)
ども、「そぞのぼ」です^ ^
さて今日は【革のタブレットスタンドの新作づくり】シリーズは少し休憩。
何をするのかというと…
いちばん最近に仲間入りした作品。
「革のキー&スマートキーケース」が生成りの革と草木染めカラーの合わせて5色が勢ぞろいしましたー。という良いタイミングなので「あらためて」というか、このnoteでは「はじめまして」ですがこの作品のことを話してみたいと思います。
(↑ヌメ革(生成りの革)をつかったノーマルバージョン。※写真をクリックすると作品ページを見られます。)
どんなキーケースなのか?
一言でいうと、
見ての通りの「ズラッと鍵が並ぶキーケース」です。
「そぞのぼ」的ネーミング法。
「そぞのぼ」ではすべての作品に名前を付けています。
その理由は、
だれかとその作品について話すときに「言い表わしやすい」から。名前によってはその作品を「思い出すきっかけ」にもなってくれると思います。
あとは、より「愛着」をもって使ってもらえるのでは?という希望も込めて名前をつけるようにしてます。
名前の付け方としては、その作品を表す言葉を思いつくかぎりにとにかくあげれるだけあげます。
そのなかで「あまり長くなくて」、「ことばのひびきが良くて」、「その名前を聞くだけでその作品や使い方のイメージがわく」もの。
そんな1つを選び出してネーミングをしています。
というわけで、
このキーケース。
どんな名前だと思いますか?
答えは…
【zlat/ずらっと】。
そのまま…。
個人的には覚えやすいしなかなか気に入っています♪
これは名前を付けるようになった後で思ったことですが「名前を付ける」ということによってその作品自体の『軸』のようなものがしっかりとした感じがしています。
何か作品を作られている方は、ひと手間増えてしまいますがぜひお試しください。なかなか楽しいですよー。
3つの「不便」。
では
この「革のキー&スマートキーケース【zlat/ずらっと】」は
どんなキーケースなのか?
このキーケースを作るときにまず考えたのが、
これまでにいろんなキーケースを使う中で気になっていた3つの「不便」でした。
この点は以前の上の記事にも書いたことを含んでいるので読んだ方はサラッと読み進めてください。
まずひとつめは、
鍵同士がぶつかるジャラジャラという「音」。
これはカラビナを使ってベルトループに鍵をまとめて付けていた時に思ったことです。
図書館とか静かな場所では特に気を使いました…。
(「すおう」という木で染めた革を使ったものです。↑)
というわけで、
革でしっかりとソフトに
鍵1つ1つをやさし〜く包みこむことで
この「音」を無くしました。
そしてもう1点。
手持ちの鍵の数にもよると思うんですが、
玄関の前などで
探すのにかかる「時間」。
(「きはだ」という木の皮を使って染めたもの↑)
こうして1つ1つ鍵の居場所が決まっていれば
夜の暗いときでもサッと目当ての鍵を取り出すことができます。
最後の1つは「ぶ厚さ」。
鍵をひとまとめにしてしまうと小さくはなるんですが「ぶ厚く」なっちゃうんですよね。
(藍染めバージョン↑)
このキーケースは
持ち運ぶ時、こんなふうに二つ折りにして
コンパクトにできます。
薄さもこの通り。
ポケットにもすっぽりと入ります。
上の【新作づくり】シリーズでも書きましたが、
「そぞのぼ」ならではの「制約」を今回のこのキーケースでも使っています。
『使うのは革と糸だけ』。
そのおかげで重い金具などが一切ないのでおよそ30グラムと軽く仕上がりました。持ち歩きも楽々ですよ。
(「ログウッド」という木で染めたもの。↑)
大きめのスマートキーには上の写真のような
鍵入れ3つにスマートキーを横向きに入れるタイプもあります。
あまり見ない形で
使い方が想像できないと思うので
動画も撮ってみました。
こんな感じ。
使い方さえわかってしまえば
はじめてでも簡単に使えると思います。
作者も予想してなかった「隠れた機能」とは…。
ちなみに、
これはまったくの偶然。
いざ作ってみたらこんな機能が搭載されていました。
自動開閉機能!!
…風。
気になった方はぜひ作品ページもご覧くださーい。
ではまた!
「そぞのぼ」でした。
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