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ファンレターサービス「OFUSE」ユーザーインタビュー⑥「どこでもロハスフェスタ」事務局さん

1文字2円のファンレターサービス「OFUSE」。OFUSEの運営はかなり少人数で行っているため、普段から「これ参考になりそう」「こんなもの見つけたよ」といった、ちょっとした情報共有がSlackを飛び交っています。

そんななか、7月最後の週末に「素敵なイベントでOFUSEを導入してくれている」とSlack上で話題に上がったのが、今回のユーザーインタビューをお願いした「どこでもロハスフェスタ」です。

「身近な事から始められるエコ」をテーマに、大阪・万博記念公園をはじめ日本各地で開催されてきたイベント「ロハスフェスタ」。しかしCOVID-19の感染対策のため、春から夏にかけてのイベントは相次いで中止に。そこで、オンラインでどこからでも参加できるようにと開催されたのが「どこでもロハスフェスタ」でした。

OFUSEは、イベント内で音楽ライブやトーク、大道芸のパフォーマンス配信が行われる「どこでもロハスステージ」の出演者の方々へ、メッセージと支援を送る窓口としてご利用いただいています。
どのような流れでイベントにOFUSEを導入いただいたのか、これはぜひお話を聞いてみたいと、ロハスフェスタを主催する株式会社シティライフNEWへご連絡し、イベント運営担当の方にお話をうかがいました。


クリエイターへの「ありがとう」の気持ちを1文字2円で送れるファンレターサービス「OFUSE」


〈お答えいただいた方〉
株式会社シティライフNEW(イベント事業部ご担当者さま)


環境啓発イベント「ロハスフェスタ」を主催。手作り雑貨、グリーン、ナチュラルフード、ワークショップ等、約400店が集まる関西最大級の環境イベントです。その他「ラーメンEXPO」「カレーEXPO」、子育てママ向けの「マムフェスタ」なども実施。また、「情報紙シティライフ」を1986年に創刊し、大阪・北摂エリア&阪神・神戸エリアで地域生活者の役立つ情報を発信しています。

ロハスフェスタ公式HP
ロハスフェスタ公式Instagram
地域情報紙「CITY LIFE」が発信する地域密着のニュースサイト


オンラインイベント「どこでもロハスフェスタ」でのOFUSE活用


——「ロハスフェスタ」とはどのようなイベントですか?

ロハスフェスタ事務局(以下、LF):ロハスフェスタは、環境と健康に配慮したライフスタイルを追求し「身近な事から始められるエコ」をテーマとしたイベントとして、2006年に大阪・万博記念公園でスタートしました。現在は、東京、福岡、広島、淡路島でも開催しています。
 ごみを減らすためにリユース食器の導入やマイバック、マイボトルの利用促進など地球環境に負荷をかけない取り組みをしています。また環境や健康に配慮した出展者さまの作品、ワークショップは、来場者の皆さまの暮らしの中でロハスなライフスタイルとして、根づいていると感じています。
 さまざまな環境汚染が問題となっている昨今、SDGsに関しても積極的に取り組みながら「ロハスの輪」がさらに広がる事を願い、各地で開催しています。

——今回、新しいイベントのかたちとしてオンラインで開催された「どこでもロハスフェスタ」では、音楽やトーク、パフォーマンスライブ配信を行う「どこでもロハスステージ」でOFUSEを利用いただいています。企画の早い段階から、こうしたアーティストを直接支援できるしくみを取り入れようと考えられていたのでしょうか。

LF:導入は「どこでもロハスフェスタ」の企画発足時から決めていました。「どこでもロハスステージ」は、パフォーマンス披露の場が減ってしまったアーティストや大道芸人さんを応援することを第一の目的に、視聴者にもこの気持ちが伝わればと思い、導入させていただきました。

——ちょうどイベント開催中にWebサイトを拝見し、たいへん素敵なOFUSEの使い方をしてくださっていて、開発チーム一同、嬉しく思いました。類似の手法やサービスもあるなか、OFUSEを選ばれたポイントはどんなところですか?

LF:OFUSEは、さまざまな投げ銭システムを検索しているときに初めて知りました。ファンが1文字2円でメッセージを送れることと、アーティストも感謝の気持ちを伝えられるため、「ありがとう」だけではなく「頑張れ」の気持ちも伝えたい今回の企画にぴったりと思い利用させていただきました。手数料が他より安いこともきっかけになりました。


出演アーティストに直接「頑張れ」の気持ちを伝えたい


——「どこでもロハスステージ」のページでは、出演者一人一人のOFUSE箱へのリンクが張られていて、それぞれの方に直接OFUSEが送れるようになっています。出演アーティスト、パフォーマーの方々には事前にどのようにご案内されたのでしょうか。

LF:各演者には、ブッキング時にメールや電話でしくみを説明しました。配信前日(7月24日)までにアカウント作成してもらい、どこでもロハスフェスタのWebサイトに、各アーティストのOFUSE箱のリンクを張りました。

——上記のようにサービスをご案内いただく際に、資料などは用意されましたか? 説明が難しいところがないか、登録に不安な点がないかなど気になっていまして……。

LF:資料は用意しませんでした。事前にスタッフが登録しテストした際に簡単に利用できたため、Webサイトを見ながら口頭で説明することで皆さまに理解していただけました。
 各アーティストさんからも「OFUSEいただきました!」との声を頂き、お客さまからいただいたメッセージへも返信できてコミュニケーションが取れることなど、喜んでもらえたと感じております。 

——それはよかったです! 今もアーカイブを見ることができますが、過去のロハスフェスタの風景から始まって、緑を背景にしたアーティストの皆さんのライブも臨場感があって、本当に声援を送りたくなるイベントでした。今度はぜひ、青空の下で開催されるロハスフェスタに足を運べる機会を、楽しみに待っています。
最後に、ロハスフェスタ以外にも「こんなシーンでOFUSEが活用できるかも」というアイデアや、OFUSEを使ってみようか迷っている方へおすすめできる点があればぜひ聞かせてください。

LF:音楽アーティストのCD発売時などにも活用できるかもと思いました。「少額だけど感謝・応援の気持ちを伝えたい」と思うユーザーは多くいると思うので、そこにメッセージを添えられるOFUSEがもっと広まればいいなと感じております。
 それとOFUSEという響きがお布施を連想させるためイメージ的に抵抗がありました。アーティストに対しても愛がカタチにみたいな響きがいいと思いました。

——ありがとうございます。私たちも、まずはサービスと一緒に、気持ちと支援を送るという価値観がどんどん普及してほしいと願っています。

また、「OFUSE」という名前ですね。実はそれが普及の妨げになっているのであれば……と、これまで運営チーム内でも議論に上がっているのです。しかし、この名前だからこそ忘れられにくかったり、説明せずに伝わるニュアンスもあって、変えることで親しみやすいけど「ふんわり」したサービスになってしまうことを危惧してもいます。
今後も議論を重ねていきますし、もしかしたら、これから稲妻のように新サービス名が降りてきて「これや!」となるかもしれないですが、今の私たちは「OFUSEすること」が素敵なアクションとして認知されていくことを目指して、取り組みを広げていこうと考えています。

最後、ホットな話題だったのでつい自分たちのことを語ってしまいました。すみません。OFUSEのご利用、そしてインタビューへのご協力、ありがとうございました!

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ロハスフェスタ

「身近な事から始められるエコ」をテーマに、大阪万博公園で2006年からスタートし、現在は東京、福岡、広島、淡路島と開催の場を広げてきたロハスフェスタ。LOHASや環境のことを考えながら、こだわりの⼿づくり雑貨や家具に健康的な食材を使ったフード&スイーツ、音楽やパフォーマンスを楽しむことができ、ぐぐっとパワーをチャージできるイベントです。今後の開催情報やお知らせは公式サイトでご案内されていますので、ぜひチェックしてみてください。

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