ぴえぴえ🐣

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インボイス反対を表明します

インボイスが憎い。私ほどインボイス制度を憎んでいる人が他にいるであろうか。いいえ、いません。 そんな中、twitter(X)で下のような図と算式がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。 私は違和感を覚えたのですが、一定数の人は計算式に合理性を見出して許容する態度を取っていました。大人ですね。 私は自分が抱いた違和感を言語化しようと努めてみました。めんどくさいですね。 それでははじめます。 消費税は多段階(前段階)税額控除方式という計算方法を取っています。ものすごく簡単

    • Beps2.0 Pillar2入門

      入門シリーズ第2弾です。 最先端の税務ってなんや?って聞かれたのでお答えします。 最先端の税務といったらもうPillar2一択です。令和6年4月1日施行なので未来の税務です。ちなみに、税務六法の令和5年版にはもうすでに載っているので誰もが条文にアクセス可能です。 本法法令が明らかになる以前はOECDが出しているコメンタリーやモデルルールをベースに議論がされていたので、国内法の定義はまだしっくり来ていない部分もあるのでモデルルールベースで話します。語の定義から書いたらそれだ

      • 税務DD入門講座

        税務DDについてちょいちょい聞かれることが増えたのでDDをまだやったことが無い人向けに書いていきますね。 税務DDとは、M&Aで買収の対象となった法人の税務リスクを洗い出し、買い手に対してレポーティングするお仕事です。通常は財務DDの一環として行われることが多いです。その場合はFASや監査法人が財務DDを担当し、税務DDを税理士法人が担当することとなります。 DDには、セルサイド(売り手)/バイサイド(買い手)のDDがあり、基本的には後者の買い手側が主導になって進めるDD

        • Under25(+3くらいまでおけ)に捧ぐ、税務業界におけるキャリアと年収を上げる方法論について

          はじめに  非独立組のキャリアについてはあまり情報が無く、ネット上では税務業界に対して悲観的な意見も数多く見受けられるので、「独立こそが至高」との意見がマジョリティになるのは分からなくはないですが、逆風に負けず、非独立組の視点から税務業界でのキャリアパスを考えていこうと思います。  非独立組とは書きましたが、独立は常にオプションとして存在しているし、いつそれを行使するかは各個人の自由に委ねられている訳ですから、行使時の時価が最大になるようなプランも同時に検討していきましょう。

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