生きていく上で大事なことに気付かされる。『好きなことしか本気になれない 人生100年時代のサバイバル仕事術』が伝えたいこと
仕事術とか書いてるからビジネス系だと思われて手に取らない人が多いのではないかなあ?
著者は「ココナラ」創業者の南章行さん。
だから、仕事術という観点になるのだろうけれど、ビジネスに携わっている人以外にも、彼が歩んできた人生をなぞりながら、色々な気づきを与えられる良書です。
##自分で意思決定すること=セルフリーダーシップをもつ
一貫して本書の中で著者が唱えている言葉。
先日、私が凄いなーって思ってフォローさせてもらってる、ちゃきさんのnoteをみて、まさにこの通りだなーって。
##子育てにリンクした
この本を読んで、私は子育てとリンクしました。
今でこそ子育てのほとんどを引き受けていますが、結婚当初はまるっきり仕事バカでした。
長男が1歳半くらいになったころ「いつの間にか子どもが大きくなっている」と感じたくらいに。協力してるつもりだったけれどできてなかった。
妻は「子育てできるようになってもらう」と宣言。
次男くんから思いっきり任されるようになりました。
##子育ては生死に関わることも自分で判断する
生まれれば自然に大きくなる?
そんなふざけた話はなくて。
乳幼児期は、突発的に命を落とす赤ちゃんなんてザラにいる、なんて知識が入ってきたのもそのころ。
今でも忘れないけれど、30分見てて、と言われて赤ちゃんと留守番したときは、めちゃくちゃ不安でした😂
突然死んだらどうしようーっとか本気で考えてましたもん。😂
高熱をだしたときもそう。夜間の救急病院へ何度かけこんだか😓。
そうなると、道を歩くときですら、子どもから目を離すことがなくなります。公園で遊ぶとき、お店に行くとき。センサーが立ちますね😂
本当、今から思えば笑い話ですけど。
##今取り組んでいることに不安を感じているなら
その不安は正しい。
その後の決定も自分で決めたのであればそれでいい。
その決定は自分の心=自分価値観によるものです。
正解なんてない。
その決定を積み重ねていくことがとても大事、と本書では述べています。
著者が決して今のサービス(ココナラ)を天才的に思いつきで始めたわけではなく、自分が意思決定を重ねて生きてきた結果でてきた一つの形であるにすぎないことがよく分かります。
ただの成功譚ではない。
ビジネスマン以外にもきっと沢山の気づきをもらえる本。
そして今何かに取り組んでいる方へこの言葉を。
眼の前のことを本気でやる
一生懸命にやる。愚直にやる。本気でやる。
これまでの経験は捨てて素直に学び、好奇心カードを補充する。
本気でやればキャリアが開ける
この部分だけを読んでもピンとこないかもだけど。
ビジネス以外のシチュエーションに置き換えて何度も読んで欲しい。
##Twitterのフォロワーさんにオススメする
Twitterのフォロワーさんたちは、とにかく頑張っている人が多いのがわかる。
老若男女関係なく。
それだけに「これでいいのかな?」って思う気持ちが心の中にあるはず。
そんな時にこの本を開いてみてください。
きっと勇気をもらえます。
ただ自慢してるだけだよ、なんて見方するのはもったいない。
現在(2020/03/12)、Kindle Unlimited 対象本です。
Kindle Unlimitedユーザーさんなら無料なのでぜひ。
対象でない人も1カ月無料とかサービスを利用して読むもよし。
本屋で立ち読みして試し読みするもよし。
##あとがき
著者が伝えたいことを文字にするってのは本当に難しいんだろうな。本の装丁から目次から。。それだけに、この本との出会いは幸運でした♪
色眼鏡を外して読まねばね。👍
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?