見出し画像

【カードのつくり方15】Season's Greetingsで季節のあいさつを

Happy New Year!
クリスマスが終わると、英語圏の国々では次にこんな挨拶が交わされるようになります。

これは "I wish you a Happy New Year" の略で、「良いお年を迎えください」という意味。日本語でも定番の挨拶は、その昔、初めて海外で迎えた心細い年の瀬をぽっとあたためてくれました。

ところが大みそかのカウントダウンが終わり、年が明けても、まだ街角の人々は "Happy New Year!" と叫んでいるではありませんか。

「明けたてほやほやの年のことをすでに忘れて、次の年の挨拶を? まさか。これは『新年おめでとう』だ」。

"Happy New Year” は、年末と年始では意味が変わるのだと学んだのです。

それから数年後、12月も早々にクリスマスカードが届きました。日本で7年も暮らしていたという好日家のアメリカ人からのメッセージはバイリンガル。達筆な文字で綴られていました。

Merry Christmas and a Happy New Year
メーリークリスマス
明けましておめでとうございます

「いやぁ、"Happy New Year” はそっちのほうじゃなくて」
思わず心の中でツッコンだものの、考えてみればわたしだってまだ年が明けぬうちに年賀状にはこう書くのですから同じことです。

今回のカードは "Season's Greetings"、「季節の挨拶を申し上げます」。クリスマスを使わないときの定型句です。

材料

  • 紙:A5サイズ1枚(カード用)

  • 紙:横長1枚、青色(カード 用)

  • スタンプ:葉、ハート、テディベア、プレゼント、雪の結晶(Perlenfischer)

  • スタンプ:Season's Greetings(Kwan Crafts)

  • インクパッド:緑、青、ゴールド(ツキネコ)

  • ペン:グレー、ゴールド

つくり方

  1. 紙を半分に折り、A6サイズにする。

  2. グレーのペンを使い、少しカーブをつけて線を横にひく。

  3. 線の上下に葉のスタンプを緑のインクで押す。

  4. ハート、テディベア、プレゼント、雪の結晶のスタンプを青のインクで押す。

  5. 4で押したスタンプにペンで線を書いて、3の枝につなげる。

  6. ゴールのペンで枝の周りに小さな丸を書いて散らす。

  7. 青の細い紙をカードの下のほうに貼る。

  8. ”Season’s Greetings” のスタンプをゴールドのインクで押して出来上がり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?