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我慢
赤ちゃんが生まれ、おねーちゃんという存在に突然なった娘。
娘の存在が大切で大きいからこそ、娘にかまってあげられず我慢させていることに、娘に怒ったりイライラしている自分に、とってもイヤな気持ちになることが多々ある。
赤ちゃんの抱っこをしていると、娘の寝かしつけでいつもしていたギューができないことがある。
ギューを求めて娘は何度も言ってくるが「抱っこしてるからできない」とこちらも何度も断る。
立って抱っこし続けないと赤ちゃんが泣き続けてしまうから。
ギューしてほしいと何度も繰り返し言いながら、眠りにつく娘の姿を見る。
赤ちゃんのお世話がしたい娘は、周りの人が喜んでくれたり笑ったりすることに、嬉しさをますます感じる年頃な様子。
おむつをゴミ箱へ捨てに行ってくれたり、泣いていたら「おっぱいだと思うよー」「眠いんだと思うよー」などと気にかけてくれて「今からいくからね。」「大丈夫だよぉ。」などと声を掛けてくれたりもする。
そんな娘はまだ3歳。
力加減や、何が良くて何がしちゃいけないことなのかを学んでいっている途中で。
危なっかしいことも多いから、小さな赤ちゃんを守らなきゃいけない母である私は、よくよく娘に強い口調でそれらをやめさす。
自我も芽生えて知恵もつき、大人のごまかしはきかなくなってきた。
体力もあるから、いやいやするのも長期戦。
急にみんなが自分以外の存在にかまうことが増えたから、かまってほしくてそうしてる部分も大きいんだろうけど、びっくりするくらい
「わがまま!!!」
「言うこと聞かない!!!」
「いたずらっこ!!!」
が格段に増えた。
やめてっていったこと、やりまくり。
何時までに寝かしたいとか、私が勝手に決めたこちら側の都合があるとき。
それに合わさせようとするときに思うようにいかないと、ますますイライラは私の行動と言動にあらわれる。
赤ちゃんがわるものなんかでは、いっさいない。
娘がわるくも、いっさいない。
わずらわしく思っている自分に、とっても嫌になる気持ちや、悲しい気持ちになるときがあるのだ。
そんな私の気持ちも、時間が少し経ったときに、「ふたりのことを大事にしたいんだよね。大事に思っているからなんだよね。」って、認めてあげたい。
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