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柔軟でないと苦しい

安心して生きていくには環境が大事だと言われている。
確かに、気に入った環境を見つけて、その環境が変わらないのであれば悩みは少ないだろう。
しかし長くは続かない。
年齢を重ねるにつれて、ライフイベントが発生するからだ。
友人が結婚したり、引っ越したり、身近な環境も常に変化しているのだ。

人が悩むのは大抵環境だ。
もっというと環境の変化に対応できないと悩み、
その時の環境にフィットすると落ち着く。
そのリードタイムが人によって違う。

小学生から中学生、学生から社会人などがそれに該当する。
もっと細かくすると、
クラス替え、部署異動だろう。

新たなコミュニティの暗黙のルールにフィットできないと辛い。
身嗜み、挨拶から、既得権益者の気分まで絡んでくるかもしれない。
人は小さなコミュニティですら悩むわけで、
社会の変化についていくのは本当に大変だ。

10年前人気だった企業が経営不振に陥ったり、
テクノロジーの進化で新たな分野が生まれたり、
近い将来仮想空間で生きるのが当たり前になるかもしれない、と変化はコントロールできない。
AIの進化により人の価値まで変わりそうだ。
とっとと受け入れたほうが早い。

そのためには思考が柔軟でなければならない。
そうでないと時代から置いていかれる。
そしてフィットし切れず悩みが消えない。

常に第一線で活躍している人は柔軟だと思う。
過去に固執しない。
無駄だと知っているからだ。

いくつになっても流行りを抑える。
変化を恐れない。
それでいて秩序も保ち自分なりにフィットさせていく。

誰かのせい、環境のせいにして生きていると永遠にフィットしないだろう。
だから悩みが永遠に消えない。

自分が変われば悩みは消えていく。
そこには勇気が必要だ。

ちょっとやってみようかな、がスタートだ。
そして、もうちょっと続けてみよう、だ。

フィットしたらまた変化が訪れるが、
それが普通だと気づけば人生は楽しくなる。

せっかくの人生だ。
仕事もプライベートも楽しんだほうが良い。

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