![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/101081653/rectangle_large_type_2_60b9538d21e9355733cb55063c043f37.jpeg?width=800)
春が来た。
三月、山が春らしい装いをはじめている。
サクラの花が咲き出し、笹の葉は初々しい色をして揺れている。
これからもう少しすれば、まるで花屏風のような風景になるだろう。
春は何かと忙しなく過ぎゆくのだが、こんな里山をふと見上げると、
穏やかな感情がこみ上げて、グッとくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1679666456833-cQoDvKbU3O.jpg?width=800)
朝晴れて、運転する車の窓を開け放ち、春風にあたりながら今日の美しい山を見た。
夕暮れには一変して、グレージュの色をした空に冷たい風。
夜、降る雨の音を聞きながら珈琲を入れた。春の雨は耳に心地よく、雨音を聞きながら眠りにつくことになりそうだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1679667478821-pYsWEKPVT9.jpg?width=800)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?