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ヤり返せなかった前半戦を終え、数年前のデータと比べてみた。

今はリーグ最下位だけど、
たまにめちゃくちゃ強くなるチームを
応燕している🐧

ここ10年でリーグ優勝3回、日本一が1回なので決して弱いチームではない(と思いたい)。しかし、打線が繋がらなかったり、怪我や故障が多かったり、すごく悔しい逆転負けをしたり、、、そう、完敗よりも惜敗や逆転負けのほうが心理的ダメージが大きい。

もちろん選手本人のほうが悔しいことは分かっている。歯ぎしりすればするほど、下を向けば向くほど、やり返せた時の歓喜の渦が大きくなることも知っている。

私が推しているチームには、対戦相手が羨むような長打力のあるバッター、勝負強いバッターが揃っている。

2024年7月22日時点の打点ランキング

なのにー、なーぜー。

Aクラスと最下位のヤクルトは何が違うんだろう? どこに差があるのだろう?敗因には薄々気づいているが、得失点や盗塁数、防御率をみてみると……

現実を直視しなければならない


WBC優勝キャッチャーがいるのに! 神宮球場にはボールの動きをミリ単位の正確さで捉えてリアルタイムに解析する8台のホークアイ(詳細)もあるのに!

日本一になった2021年ってどうだったのかな?ほぼ最下位と同率の去年はどうだったっけ? データを紐解いてみよう。

▽2021年の燕たち(リーグ優勝→日本一)
打率   .254  防御率  3.48
得失点  625点 -531点(+94点) 
本塁打  計142本

▽2023年の燕たち(リーグ5位)
打率   .239  防御率  3.66
得失点  534点 -567点(-33点)
本塁打  計123本

▽2024年【前半】の燕たち
打率   .239  防御率  3.40
得失点  307点/315点(-8点)
本塁打  計60本

こうして3つ並べてみると、日本一になった2021年にも結構点は取られているが、圧倒的な打撃力で打ち勝っていることが分かる。そして打線も繋がっていたんだろうな。

ここ最近は「投高打低」とか「飛ばないボール」みたいな話を目にすることも多くなったが、落合博満氏はこう語っている。

「ようはバッターの技術と、ピッチャーの技術が上がったということ。我々の時代は140キロ投げれば速いボールといわれていた時代に、今150キロが全盛でしょ。それにフォークとチェンジアップ。縦の変化。昔は横の変化が主流だった。速いボールと落ちるボールさえあれば、バッターは抑えられる。それにバッターの技術がついていっていないと思う」

24年7月7日放送「サンデーモーニング」

もっとスカッとした試合をみたい! 野球の華であるホームランや逆転サヨナラに興奮したい! というのは12球団すべてのファンが願っていること。

そうだ、12球団が切磋琢磨することで
野球という大河ドラマは面白くなるのだ。

今年のオールスターゲームは
7/23火のエスコンと7/24水の神宮。
令和の新しい球場からの
大正時代(!)のオールドスタイル。

オールスターで、いつもよりだいぶリラックスした表情を浮かべ、中学生のような笑顔ではつらつとプレーする選手たちをみて「普段とんでもないプレッシャーの中で戦ってる20代のお兄ちゃんたちだったわ」と気づかされた。

 🏟️   ⚾️   ☂️

私よりも長くヤクルトを応燕している人は、連敗にも最下位にもじっと耐えて、月に数回ある「これぞヤクルトらしい試合」に喜んでいる。

私もそろそろそっち側に行こう。たまにスカッとさせてくれたら万々歳だ🙌 (もちろん常に優勝を目指してほしいけど!)

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