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Merci! Paris! 観なかった人も知ったかぶりできるパリ五輪の小ネタ

きのうごはんを食べた友人に「え? オリンピックってもう終わったの?」と言われたので、特に印象的だった5つのトピックを口からでまかせで説明した。せっかくなのでnoteにも記録しておこう。

#1 はじまりはいつも雨!セーヌ川での開会式
ガガとギロチンされた王妃とセリーヌ・ディオンがすごかった。フランス人はピアノという楽器を溺愛しているようで、燃やしたり吊り下げたりやりたい放題。五輪の旗を逆さにして掲揚しちゃうという凡ミスも話題になったけど、あれはMerciの頭文字で、浜崎あゆみで言うところの「M 愛すべき人がいて」という意味だったのではないか。多種多様な "愛" に溢れた開会式だった。雨が降っていたし長時間なので選手たちの体調が心配になった。

#2 これぞお家芸!あざやかな巴投げに大興奮
今回も柔道、レスリング、体操と「ニッポンのお家芸」で多数のメダリストが誕生。すごく強くなったフェンシング、卓球、バドミントンあたりもお家芸と呼ばれる日がくるのかな。柔道では "巴投げ" がすごく話題になった。メダルを獲った直後、コーチも審判も家族もお客さんもぶん投げて、会場がひとつになった。今後、"アントニオ猪木のビンタ" みたいな人気イベントになるかもしれない。なんせ巴投げは陰と陽を表しているから縁起も良い。

#3 偶然?必然?柔道団体戦のルーレット
団体戦の決勝は日本vsフランス。3対3の引き分けになってスロットがくるくる回転して最後の出場選手が決まった。日本は初出場の若造、フランスはすでに何個もメダルを持っている国民的英雄という対比も良かった。スロットのBGMは懐かしのクイズ世界はSHOW by ショーバイ!! まさかあのシーンで "横取り40万" が出るとは、フランスはフロアの沸かし方を分かってるなと思った。

#4 みんなに金メダルをあげたい!新競技ブレイキン
パリのコンコルド広場(昔は処刑台があったそう…)で行われた新競技のブレイキンもかなり面白かった。アメリカ発祥の競技だが、アジア系選手も活躍していて、パワームーブや音ハメが印象的だった。グループ予選では日本人対決もあって、エアロビ育ちのFUWAと軍隊出身のYASUのバトルは、どっちが金メダルでもおかしくなかった。最後はFUWAがスマホと自撮り棒を置いて去った。

#5 閉会式のハリウッドスターに世界が刮目
校長先生の話があいかわらず長かった。4年後のオリンピックはL.A.で行われるからハリウッドスターが出てくるのでは?と噂されていて、試合会場で目撃されていたトム・クルーズ62歳がスタジアムに降臨。ミッション:インポッシブルかトップガン的な演出をやるのかなと思ったら、まさかのアイズ ワイド シャット。黒いマントと仮面の姿でバイクにまたがって Don't worry, I'm wearing pants! トニーと仮面ライダーもちょっと意識してたのかな? パリ五輪のスローガン『広く開かれた大会』にふさわしいエスプリの効いた演出だった。

   🇧🇷 🇯🇵 🇫🇷 🇺🇸 🇦🇺

7時間という時差もあったし、いろんな競技をリアルタイムでチェックするのは大変(っていうか無理)だったが、たくさんの感動と興奮をありがとう! パリ! 

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