生きていればそれでいいよ

わたしにはお付き合いしていた人とずいぶんと拗れた過去がある。

その人とは4年ぐらい付き合い私から別れを告げた。別れてから半年ぐらいの時、私が体調を崩してその後立て続けに身内を亡くし、家庭内の問題もあり心身が弱っていた。そんな時また改めて支えになってくれた彼にまた惹かれてた。

そんな矢先、彼から好きな人ができたことを言われた。その支えになってくれた期間の態度からまさか好きな人がいるとは思わなかったためひどく裏切られた気持ちになったとともに、好きな人がいるだけなら彼の性格的にわたしと関わりを持つことをこんなにも拒絶しないだろうという女の勘が働いて、彼女いるでしょう?と聞いたら

案の定そうだった。

その後も自粛期間に連絡が来て、てっきり別れたのかと思っていたら彼女がいたり、全く自粛しておらずデートに行ったりしていた。彼は何がしたかったのか最後までよくわからなかった。個人的には最後の方は嫌がらせも入っていたのではとも思う。

わたしは家庭の問題も重く考えていてそれを4年間という歳月をかけて彼を信頼して話し相談してきた。そのため彼のことは人生で最も信頼していたが、信頼していた人からの裏切りはわたしの防波堤を易々と超えて心身に不調をきたした。この防波堤の話はまた今度しようと思う。

そして、そんな彼とはもう別の進路を選んでから連絡先も消した。でもまた彼から連絡が来たらわたしは返信してしまうかもしれない。生涯で一番信頼し、人間形成される時期にずっと一緒にいた人できっと嫌いになれない運命なのかもしれない。でも別れて今1人で生きている自分もいてきっと別れたのも意味があったし別れなかったとしたら依存して良くない関係になっていたかもしれない。全てはたらればで、タイミングなのだ。正直別れてから彼女ができたら放っておいて欲しかったのは本心だ。心身を病んだ時にどれほど彼を恨んだか分からない。


しかし以前にも書いたようにもう、健康に生きていればそれでいいのだ、そう思えるようになりたい。生きていればそれでいいのだ。恨んだまま死んでいくよりもマシだと思う。そして私は今までのことを許さなきゃと思っていたが、許す必要はないのだ。過去は過去で許せない自分を否定することはない。今改めてそう感じるが実際は、難しい。



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