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50歳になった私が『着たい服』が『似合う服』をかなえるまで #2ベロアさんのつづき

こんにちは。Soyesseです。
先週、無事に初回投稿を終え、ちょっとしたホッと感もつかの間。よく考えなくても、結構な後悔がやってきたー。やばっ、私、ダサかった。。30代のころ、保守的だったのは確かなこと。10代で初の一人海外。20代では英語を話せることになってからの人生開花期。30代では、体調を崩したことによる安定を望んだ期。40代からはもぅ人生が楽しくて仕方ない。これは、もちろんお洋服での自己表現も同じ。
ベロアさんの年代別の着用の話の前に、私のベロア愛の原点をちょっとご紹介。私は色白でもなく、色黒でもなく、一般的な黄色な肌の持ち主。そんな私の憧れはモスグリーン色のベロア。映画『風と共に去りぬ』の中で主人公スカーレット・オハラが戦渦で十分な物がない中、それでも、気高い彼女は、ベロア調のカーテンをドレスにし、パーティに繰り出します。スカーレット・オハラのような気高く生きることなんて、1ミリたりとも考えたことはありません。私はとにかく内面の強い芯から創られる彼女の美しさと、彼女の口ぐせ『I’ll think about it tomorrow.』が好き。劇中の、モスグリーン色のベロアは長年の私の憧れでもあります。
では、私のベロアさん。10代で手に入れたとき、もちろん嬉しかったです。当時、私のクローゼットでは1番高価だったお洋服。でもね、でもね、10代オマセさんにはめっちゃ難しアイテム。覚えているのは、ふわふわしたブラウスに合わせて、足元は今でいうバレェシューズ。当時はお地蔵さんのような大きなヒラヒラフワフワ襟のブラウスが流行っていたんですよ。それと、アイボリー色のニットボレロとよく合わせていましたね。そして、ちょっとオシャレが楽しくなった20代。この頃はピンク色の半そでモヘアニット。ラウンドカラーで首元すっきり。全面にパールボタンがいくつか施されていてなかなかかわいらしいお洋服でした。残念ながら、この10代、20代の写真が見当たらず、掲載することができません。。文章で想像していただければと思います。30代はダサダサコーディネートです(笑)。
ここでちょっと余談ですが、私、152cmとチビです。158cmくらいは欲しかった。と、ずっと思っていましたよ、30代までは。だからか、ヒールの高い靴を履くことは躊躇なくて、毎晩、脚パンパンでしたよ。40代からはとにかく楽で好きなお洋服を好むようになり、足元はスニーカーの出番が増えてきました。って、ことは、必然的にベロアさんもスニーカー合わせが当たり前のコーディネート。
40代のとき、お呼ばれしたときに来たコーディネートがこちら。

『明るい表情に見せたいときは明るめの服を選ぶべき』と、10代のころ、知人であった高齢アメリカ人の男性が教えてくれました。またまた余談ですが、証明写真や記念写真でモノトーンのお洋服を選ぶ日本人の多さに彼は驚いており、後世に残るような写真・思い出のときはあえて明るい色のお洋服を着ることと勧めまれました。これまた、私に影響を与えてくれたちょっとしたひとコマです。そっ、何気ない会話からの発見を大事に大事にしてきていて、40代ではコーディネートはとにかく楽しむことが1番の優先事項です。
50代の今はこんな感じ。普段は楽チンなデニムコーディネートが多く、Tシャツなどのトップスで自分らしさを表現していて、このピンクTシャツも大好きアイテムの1つです。真っ白Tシャツなインナーラインや体のラインを拾いすぎてしまうことがあり、時として勇気を必要とするアイテムです。このくらいなピンク感であれば、多少のボディラインの拾われ方は心が開きなれます。そこに、着古したレザージャケットで、こなれたカジュアル感を表現です。これが、今の私とベロアさんとの付き合い方です。



2回にわたって、一生大事にしたいお洋服ベロアさんのご紹介でした。
次回は、会社の人に派手で嫌がられた真っ赤なスカートをご紹介したいです。

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