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50歳になった私が『着たい服』が『似合う服』をかなえるまで #7 Nguo za rangi

Habari. Mimi ni Soyesse.
 
一生大切にしたいお洋服のご紹介。今回もケニアでのオーダーメイドドレス。『Nguo za rangi』です。
そうです、今回もスワヒリ語からのスタートとなりますのでまたもやアフリカネタにお付き合いください。
 
前回は、初ケニア旅とその前振りで『RAHA KENYA』さんについて触れました。アフリカンな色彩感覚は永遠の憧れであります。とも。と、書きつつも、今思えば、昨年前半のネット検索は『スカジャン』ばかりでした。18歳のとき、初めてのアメリカ旅の相棒はスカジャン。後にも先にも、私のスカジャンはこの1着のみでしたが、昨年突如ほしくなり、キレイ系スカジャンを求めたのですが、なかなか私の希望通りのデザインに出会えることがなく、いつの間にかのケニア行き決定でした。8月ころに11月末のケニア行きを決め、それ以降は、仕事とケニア旅で頭ン中はいっぱいでした。オーダーメイドのお洋服もなかなかアイデアが浮かばずで、モヤモヤは続くし、でも、日中は仕事に没頭するのでケニア旅を考える余裕は全然ゼロ。だったので、あっという間に旅行突入でした。

もしね、旅行に先立って、十分な準備期間があったら、たぶん、違ったと思う。持ち物が。15年ほどまえ、2週間ほど休暇を取って行ったアメリカ旅は余裕で準備してたんだけど、旅慣れると準備は手抜きとなり、初アフリカだっていうのに手抜き準備は変わらず、そして、現地につき後悔の念。何が足りなかったか?っていうと、細かすぎてきりないくらいにあげられるし、手抜きでよかったぢゃんって思えば、そう思うこともできるようなご近所感覚での支度でした。なので、ほんとねー、下調べもなく、ただ単に『お洋服作るぞー!おーーーっ!』な感じ。そんな気持ちで行った割には、布市場で覚醒してしまった。前回も書きましたが、『まじ、天国』。カラフルで鮮やかな雰囲気の中、カラフル好きな私がドラフト会議の如く、キテンゲを選択するっていうのは過酷な作業でした。頭ン中は『少林少女』が鳴りっぱなしでしたよ。今でも覚えてます、なぜか、天津飯が食べたくなったことを。そう、町中華のテーマ曲である『少林少女』がキテンゲドラフトを後押ししてくれました。

いくつかの生地を手にし、何を作るのかを急ピッチで考え、想像できない場合は却下。想像出来たらキープを繰り返し行い、最終判断を下しました。
あっ、私の選択ルールを一つ。『悩んだら買わない』です。1ST impressionでほぼ決めてます。失敗だと思ったら自己責任として処理。学びがあれば、それでよい。って考えでお買い物をしています。即決できずに未練タラタラのときは、高確率でスティービー・ワンダーの『Don’t you worry ‘bout A thing』が頭ン中で流れます。ベロアさんのときにご紹介した、スカーレット・オハラの口癖『I’ll think about it tomorrow.』と同じくらい好きですね。

話を戻して、今日ご紹介のNguo za rangi -カラフルな服- は一目ぼれの生地。そして、手にしたときに、サロペットが容易の想像できました!一目ぼれプラス1st impressionでの第1回の選択選手として選出いたしましたよ。実は実は、サロペットの形はもともと持ってたお気に入りの黒サロペット持参でケニアに行き、テーラーさんにもその黒サロペットを渡し、同じ形で!という、小癪な手を使いました。だって、この形がどうしても欲しかったから。着用したときの形がとっても可愛らしいんですよ。だから、失敗したくなくて。。という、冒険心がないオーダーメイドではありましたが、結果としては120点のデキ。めっちゃ素敵です。今の私の手持ちのお洋服の中でも、とってもとっても好きカテゴリーに位置するお洋服です。
 



 
どうですか?可愛いでしょ?サーカスのピエロちっくでもあり、シンプルな万華鏡のような色味でもあり、着れば着るほど、私っぽくってオンリーワンなお洋服。着てるだけで心が躍る。そんな大事なお洋服です。

こんな気持ちになるお洋服との出会いって貴重ですよ。お洋服が大好きだって公言している私ですら初の感覚かもしれないってほどです。お気に入りのお洋服はたくさんありますが、特別感を感じることができるお洋服はこのNguo za rangiさんが初めてですね。
 
ケニアでお世話になったRAHA KENYAさんはもともとはアパレルです。先月から、大阪・名古屋・東京とPOPUPストアを開催していて、東京は昨日の4/19-4/23です。RAHA KENYAさんは丁寧に仕上げているものの安心安全なJAPA Qualityな上にデザインが素敵なのです。もちろん、東京POPUP初日である昨日行ってきました。そして、私のキテンゲ熱再燃!!Nguo za rangiさんを着ていったので、いろんな方に話しかけていただき、私はケニア旅の普及活動をせっせと行っていましたよ。ほんとねー、しつこいようですが、皆さんに体験していただきたい、オーダーメイドのお洋服作り。

そうそう、昨日、素敵な出会いがありました。POPUPについたとき、オシャレなパープルのお帽子をかぶったご婦人が私を見るなる、『あーーーっ、こんにちはぁ』。あれ、知ってる方だったけ?どこでお会いしたっけ?と考えていたのも束の間、『初めましてなんですよ。でも、私はあなたのことを知ってるんですよ。インスタ、見てますよ。』って。キテンゲ服着用時はRAHA KENYAさんメンションでインスタに載せているため、そのあと、RAHA KENYAさんのストーリーとかに載ってて、そして、目にした方が私を認識してくださっています。ありがたいことです。これもまた、キテンゲお洋服のおかげ♡ お洋服で得た、素敵な出会いでした♡♡

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