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【卒業生へのメッセージ】この春、卒業するあなたへ。 【青春とは何か】

卒業おめでとうございます。


学校を卒業するって、
実はとってもすごいことです。
よく、ここまで頑張りました!

でも、あなたの卒業には
あなただけでなく
たくさんの人たちが
あなたの卒業に関わっています。
そのことをどうか忘れないでください。

特に、あなたの家族。
一枚でいいです。
必ず写真をとって
ありがとう」を伝えてください。


さあ、そんな卒業を迎え
次なるステージに羽ばたくあなたに
僕からのメッセージです。
よかったら最後まで読んでください。


タイトルは



青春とは何か」です。



■「青春」


あなたは今きっと
これまでの学校生活を
思う存分振り返っているところでしょう。

友達と過ごした時間
先生に怒られた記憶
つらかった勉強や部活
好きな人と笑い合ったこと


若かりし頃に感じるそれらを、
人は「青春」と呼びます。

「青春とは駆け抜けてから気づくものだ」
と、よく言われたりもしますが、

あなたは今、特にそのことを、
肌で感じているのではないでしょうか。
「学校生活、まじ青春だったな〜」と。

僕も、あなたと同じ18歳の時
そう感じていました。

しかし、
同時にこの「青春」という言葉に
ある疑問も浮かびました。

それは、こんな疑問です。


「何で“春“なのに“青い“の⁈」


…もう、哲学こじらせ野郎ですね。


でも、考えてみてください。

窓から見える艶やかな桜の樹。
道に生い茂る新しい緑の生命。
点々と咲く黄色いタンポポ。


色鮮やかな春の情景とは裏腹に、
どこか哀愁漂う“青”のイメージ。

明るい春のイメージに、
青がどうしても似つかわしくない。

でもどこか惹かれてしまう。
「青春」という言葉の持つ魅力。

僕は長年疑問だったのですが
最近になってようやく分かったんです。


なぜ、春が青いのか


その意味は…


未熟」だからです。

■なぜ春が青いのか、それは未熟だから


この春、卒業を迎えたあなたは、
まだまだ未熟者です。
(…まだ怒らないでくださいね。汗)

未熟なあなたは

社会のことは当然知らないし
テストで100点は取れないし
人間関係には悩まされてばかり。

数多くの「失敗」を
学校の中でも、今までの生活の中でも
経験してきたことでしょう。

では、考えてみてください。


学校を卒業して、大人になったら
そんな失敗、しなくなるのでしょうか?


大人は完璧な存在なのでしょうか?

答えはNOです。

大人になったって

知らないことなんかたくさんある。
100点の成績なんか何でも取れない。
人間関係に悩むことだってある。


大人だって、失敗だらけです。
大人だって、未熟な存在。

いくつになっても、
これは変わりません。

全てが完璧な人なんて、
この世界のどこにもいません。

つまり、人はいつまで経っても
未熟な存在なんです。

なぜ春が青いのか、それは未熟だから。
子供は未熟、かくゆう大人も未熟。
人間はいつまでも未熟な存在。

そう。つまりこう言えるのです。




「人は、一生の青春である」





これが、僕からあなたへ送る言葉です。

20歳になれば、
「ああ。高校生の頃は青春だったなあ」

30歳になれば、
「ああ。20代もっと遊びたかったなあ」

40歳になれば、
「ああ。30代はよかったなあ」

人は何歳になっても思うんです。
「あの頃はよかった」と。

いつになっても人は、
ゴールデンタイムを懐かしむ。


でも違う。人は一生の青春。

今あなたの目の前に流れている時間も
これからの人生で過ごす時間も
大切な「青春」のひと時なんです。

だからこそ、「」を生きてください。

少しだけ、過去の思い出に浸ったり
真っ直ぐに、未来を見つめたりしながら


「今」この瞬間を、全力で生きてください。

そして、周りへの感謝を忘れないでください。

何歳になっても、あなたは青春なんです。
人は、永遠に自己完結なんかできない
未熟な存在なのだから。

だからこそ、

いくつになっても、悩みがあっていい。
いくつになっても、夢を描いていい。
いくつになっても、友達や家族を大切に。


「今」を精一杯生きよう。
人は、一生の青春なのだから。

辛くなったら、いつでも学校に
顔を出しにきてください。
ここはもう、あなたの「母校」だから。


たくさんの思い出をありがとう。


あなたの未来が、そして「青春」が
いつまでも輝いていることを
心から願っています。

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