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強迫性障害について


こんにちは!こんばんは!そーやです。

今回は強迫性障害について、実体験交えて話したいと思います。

人生こいつに振り回されて、色々な事がダメになってきました。

言い訳?とか言われても仕方ありませんが、僕にとって『コイツ』、強迫性障害はそれくらい影響力のあるものでした。

強迫性障害って?

強迫性障害とは、強い不安に自信が追い詰められて(強迫観念)、それを払拭するための行動を起こす(強迫行動)精神疾患です。

強迫性障害についての専門記事を書くわけでなく、あくまでも僕の体験や経験の記録なので、できる限りわかりやすく簡易的に伝えたいと思います。

要するに心に不安な事が浮かび…例えば大切な人が死んでしまう、怪我してしまう…などの不安が浮かび、おまじない(大丈夫と10回唱える)とか不安が過った時の行動を無心になってやり直す…など、人によって様々な回避行動を取ります。

厄介なのは自分自身は、その回避行動をしなくてもなんら影響なくて、なんなら苦痛に思ってる事、でもやめるには不安が強すぎてやめれない。

そんなジレンマに悩まされてます。

他にも色々な種類の強迫があって、例えば有名な『洗浄強迫』などがあります。
種類はたくさんあるので、そのうち僕が経験した症状も記事にしていきたいと思います。

僕は湧いてくる不安、恐怖を煽ってくる心の住人を『アイツ』と呼んでいます。


ダメになった夢

僕は夢がありました。
音楽家、漫画家、そのほかにも色々。
しかし何かを行動するたびに邪魔してくる奴がいました。

そう『アイツ』です。

アイツは僕が何か新しい事、新しいアイデアが浮かぶたびに不安を浮かばせてくるんです。

普通そうですか?でもアイツのファンの掛け方は「このアイデアを使ったら家族に不幸が訪れる」「この道を選んだら大切な友人が不幸になる」

はい普通に無視すればいいんですが、そこは強迫性障害。
一度こんなの浮かんだらもう頭から離れません。
ずっと不安に悩まされて行動不能になります。

そこでそのアイデアを使わない、書いたものを全部消す…など時間の無駄にしか見えない回避行動をとって安心しようとします。

ちなみに良くなりたいのであれば、アイツの言う事はガン無視する事が近道なんですが…


転職もうまくいかなかった…

早くに結婚して、子供を授かり。
仕事を選んでる場合でもなく、ひたすらその時勤めていた会社で働いていました。

30代になる前にこの仕事を死ぬまでやるのは嫌だなぁと思い、転職を決意しました。

営業職に興味があったので、友人に紹介してもらい説明を聞き、さぁ後は転職だけだ!

ってタイミングでまた『アイツ』が現れました。


あ、ちなみにアイツは局所的に出るわけでなく、強迫性障害の人は毎日、毎時間現れてます。

「転職すると家族が酷い事になるぞ?」
「上手い話に乗っかってるだけじゃないのか?」
「友人はお前を騙してるかも?」

こんな感じで毎日不安に苛まれて、とうとうパンクしてしまいました。

今度は『不安神経症』『軽度鬱』と言うさらに厄介なものも合併させてくれました。

結局お仕事話はなくなり、そのまま3ヶ月の自宅療養になりました。


とても大切な人


この記事でも書いた、ライターを目指すキッカケになった『とても大切な人』。

この方も一緒に戦ってくれて、僕やこの病気、アイツに対して深く理解をしてくれて支えてくれました。

僕に対して、アイツに対して。
ここまで真摯に向き合ってくれたのはこの方だけです。

本当に感謝してます。

アイツと戦う

『とても大切な人』との約束でアイツと向き合って戦う決心をしました。
正直、僕の問題は沢山あります。
ですが、アイツに振り回されて生きる人生はウンザリです。

これを読んでくれた方。

強迫性障害に限らず『アイツ』はいると思います。

僕は闘病始めてアイツを倒す覚悟です。

1人じゃない、大丈夫。

あなたも『アイツ』と戦いましょう。


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