生きるための「差別」①

こんにちは、シャッツです。

最近コロナウィルスが流行ってますね。

海外旅行やイベントの制限で、
なかなか不穏な雰囲気も流れ始めてきました。

このコロナにまつわる事例をもとに
人の面白い「矛盾」について
話ししていこうと思います。 

最近のルイ・ヴィトンの広告に
広瀬すずさんが起用されたインスタグラムの投稿。
こちらにヨーロッパの国の方々から

「これがコロナウィルスか」
という内容のコメントが多数されたことが話題になりました。

「まぁ、なんてひどい!」
「アジア人差別だ!」

そんなコメントが多数出ましたし、
そう思った方もきっと多かったでしょう。

さぁ、話は変わって

コロナウィルスは今回中国の武漢で発生し、
中国人観光客の規制や中国方面への旅行の中止、

最近で渡航したり、クルージングしたりした方たちの検査も強化してます。

今あなたの乗っている電車の車両の中で
中国人の方がマスクをせずに目の前にいたら
あなたはどうしますか?

おそらく
「うわぁ、嫌だなぁ」
と感じたりだったり
顔をそらしたり、距離を取ろうとする
のではないでしょうか。

それを踏まえてもう一度。
じゃあ、
広瀬すずさんの事例と
この電車の件に関して
「差別」に変わりないじゃないか。

そう言われたとき
あなたはどう弁解しますか?

ここで、一所懸命
自分の行動を「差別」でないと
弁解に務めるのか

だって危ないから別物でしょう!
と弁解するのか

後者だった場合。
その目の前にいる中国人自体が
危ないだなんて
どこを見てわかるのでしょうか。

中にはこう思う方がいるのではないでしょうか。

「わからない」からこそ
なるだけ予防する必要があるでしょう。と

それです。
きっとこれを読んでるあなた方の過半数は
「中国人」の方々を嫌いで避けようとしないでしょう。

ただ、コロナウィルスの発生元が
「中国」の武漢だった。
そこから「中国」=「コロナウィルス」
というリンクが無意識に成立し、


自分自身の身を守ろうと
中国人の方々を避けるようになる。

広瀬すずの事例は
それがエリアが「中国」→「アジア」へと広くなったもの。

一方エリアを縮小して
中国国内では
「武漢」の人は危険だ

そんなリンクができているでしょう。

大きさ、母数が違うだけで
構造は実は一緒。

実態がわからないものから
身を守るために生まれた
「生きるための差別」

僕たちは防衛本能として
無意識にそうする傾向を兼ね備えてます。