見出し画像

「保育時間が短くて…」

次男の幼稚園の登園時間は、送迎バスのルートで早かったり遅かったりと、その子によって違っていた。
我が家の近くを通るルートは、一番早い便なので朝8時10分に家を出る。
もちろん、第2便という遅い時間のルートも存在した。

朝も早いなら、帰りのバスも一番に乗り込まなくてはいけないのである。
保育時間が午後1時半に終わり、わが家近くのバス停に午後2時5分頃に着く。
お昼ごはんを食べてわりとすぐにバスに乗って、30分程揺られてくるのである。

夏の暑い日などは、園で思いっきり遊んでお腹一杯になって、クーラーのきいたバスでゆらゆらしたら、大人でもそりゃあ、ねむくなるのはあたりまえ。
ぐっすり寝入ったところで「着いたよぉ」と起こされても、ふらふら状態でおりてくる。

バス停で待っていた私は、ぎらぎら太陽の下で汗を滝のように出しながら、
次男をおんぶして帰らなくてはならなかった。(但し、家に着くと眠気は飛びお昼寝に突入とはいかないので、なかなか難しい)
そんな私のために、バスのルートの時間帯をせめて半年ずつでもいいから、
なんとか交代して欲しかった。

しかし、長男のときも全く同じ。早時間のルートのおかげかどうかわからないが、朝ちゃんと起きることもでき、小学校の登校時間には遅れずに行くことができていたので、まんざら役にたたなかったわけではない…と思っておこう。

それにしても、保育時間がやたらと短く感じ、送り出したと思ったのもつかの間、すぐに帰ってくるので、子どもたちが家にいない間のわずかな時間をいかに自分のために充実させるかは、私自身の工夫次第ということでけっこう必死だったのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?