韓国ドラマ「椿の花咲く頃」のスピリチュアルな考察 ~自分の力~③


この記事は前回の記事の続きです。

韓国ドラマ「椿の花咲く頃」のスピリチュアルな考察 ~運命とは?~①
韓国ドラマ「椿の花咲く頃」のスピリチュアルな考察 ~キーパーソン~②


私個人のお話ですが、私も自分の人生に分岐点があって、その都度キーパーソンや鍵となる出来事に出会って来ました。

自分の人生で一番記憶に残る出来事の一つは、ある本に書かれていた”フレーズ”との出会いでした。(キーワードでしたね!)

その本は世界の名言集みたいなものを集めたものだったんですけど、私に大きな衝撃を与えた言葉がのっていました。

✨他の人に自分を定義させるな。自分で自分自身を定義しろ
(誰が言ったのかは覚えてない)
✨人は自分の考える者になる 
~仏陀~


私はそれまで自分にとても自信がなく、人間関係も苦手で、いつもグルグルと悩んでいました。

でもこの二つの言葉を通して気づきました。

それまでの自分は他人が「○○ちゃんってこうだよね~。」という言葉にあまりにも影響を受け過ぎていた。

これからは「自分はこういう人だ。と自らが思う人になろう。」って決めたんです。

この二つの言葉は今でも自分の人生に大きな影響を与えています。


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私のスピリチュアルな探求の一番最初のステップはインナーチャイルド(潜在意識の中にある幼い時に傷ついた感情)を癒すことから始めたのですが、インナーチャイルドの癒しのプロセスでは親との関係を見つめて行きます。

私は「父から認めてもらえなかった」という気持ちが凄く強かったし、一般的に言われてる「子供の傷は親の責任だ…」みたいな考えから、「私がこうなったのは親のせい」みたいな感じで親を責めていた部分がありました。

でも、上記の言葉にあるように「人は自分で自分自身のことを定義すればいい。そして自分が自分自身をどう考えるかが、実際に自分というものを作って行くんだ。」いう言葉が

「親が認めてくれないとダメ、愛されないと自分はダメ、強くなれない。」

という考えから私を解放してくれました。

大事なのは”自分の力”なんですね。

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ドラマからかなり脱線しました^^(スミマセン)

私はインスピレーションで記事を書いていくのでどこに飛ぶかわかりませんが…ここまでお付き合い頂けたのなら本当に感謝です!

さて、今回はヨンシクのママのお話です。

なぜヨンシクが自分を信じれるように育ったのか、それはヨンシクママの自分力というものが凄いから。

それを感じたとても印象的なシーンがありました。

ヨンシクのママであるトクスンさんは、夫を亡くしてから女手一つで食堂を切り盛りしながら3人の息子を育てて来ました。

3男であるヨンシクを妊娠中に旦那さんが不慮の事故で死んでしまったので、父親が不在のまま育たなければならなかったヨンシクを溺愛します。

そんなトクスンさんですが、旦那さんが不慮の事故(火災っぽい)で死んだあと、おそらくその魂を成仏させるために韓国の巫女(シャーマン)であるムダン(韓国の巫俗文化においての、いわゆる霊媒のことで、死んだ人の霊を自分の中に呼び込みメッセージを伝える人)を家に呼びグッ(これはムダンのやる儀式のこと)を行ってました。

旦那さんがムダンの中に入って来て伝えたメッセージは、トクスンが未亡人になる運命だったせいで夫(自分)が早死にした、という内容でした。

それを聞いて激怒したトクスンは「夫が全羅道のなまりを使うはずがない!夫がそんなことを言うはずがない!」と言ってそのムダンの言葉を否定しました。

そしてその後3人目の子供(ヨンシク)を妊娠した体で食堂の仕事を再開し、自分の力でたくましく人生を切り開いていきました。

そんなトクスンのことを「運の悪い女(八字が強い⇒①で説明)」と陰口を言った人もいたことでしょう。

トクスンの目にはトンベクが昔の自分のように見えて、トンベクのことを誰よりも気遣っていたのですね。

トクスンは人の言うことに屈せずに、自分の意志の力、そして自分自身を信じる力をもって運命を切り開いていきました。

トクスンの姿に私が感動した理由があります。

このシーンを見る前日にある人と会ってきました。

その人は私の仲のいい隣人で、3年ほど前に出会った当時彼女は甲状腺の病気と鬱を患わっていました。

彼女と仲良くなってから1年ほど私が彼女をヒーリングをしてあげていました。

その当時、ヒーリングをやって一時的に病状は回復していましたが、ヒーリングを止めた後で再発し、最近又病気が戻ってきてしまいました。

彼女をヒーリングしながら沢山のことを学びました。

長くなるから詳しくは書きませんが、そのうちの一つは「結局病気というのは自分の潜在意識(考え)が引き起こしている」ということです。

いくら他力で癒そうとしても、自分の中に病気を引き寄せた理由があるため、本人が本気で治そうと思わないと治らないのです。

病気を引き寄せたということは、自分の考え(潜在意識)にそれだけの力があるということです。

「自分には病気を引き寄せるほどのパワーがある」ということに気づくことは「病気を治す力も自分は持っている」と認めることなのです。

しかし彼女は私が何をいっても本人にその力があることを信じることが出来ないでいます…。

その理由の一つに「ある呪縛」の言葉があります。

彼女は幼い頃、お寺に通っていました。(両親が仏教徒)
なので仏教のカルマ(業)を信じており、自分の人生が辛い理由は過去生のカルマを清算するためだ、今世では罰を受けてると信じています。

そして彼女が30歳ころに道端で出会ったあるお坊さんに「お前は八字が強い(運勢が悪い)。これからどんどん悪くなっていくだろう」ということを言われたそうなのです。

具合が悪くなって自分の人生が傾き始めてから、その時の言葉がたびたび思い出され、未だその言葉の呪縛に苦しめられています。

✨自分の人生は過去生の罰だから苦しむしかない

✨お坊さんの言った「人生がどんどん傾く」という言葉

これらの話を固く信じています。


自分自身で「これらの言葉を信じるのをやめよう」

そして「人生は自分が何を信じるかによっていくらでも変わる。」

「自分には現実を創る力がある。」

という事実を信じる事さえできれば彼女の現実も変わるのではないでしょうか?

(彼女の気づきが訪れることを願い、信じています。)

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私は母が占い師だったため、人の言葉にはどれほどの力があるかということを身に染みてわかっています。

占い師という存在の言葉は権威があります。

人の潜在意識に染みわたるほどのパワーを持っているのです。

しかし権威をその人に付与するのも自分なのです。

大体、自分よりも大したことない人の話なんて「何バカなこと言ってるのさ、ふん!」みたいな感じで気にも留めませんよね。

しかしお坊さんとか、占い師とか、一見霊能力を持ってそうに見える人にはついつい権威を与えてしまいがちです。

自分の潜在意識に入ってくる権威を。


そこで質問です。

あなたは彼らに自分の人生を定義する力を与えますか?

占いをするなとか、信じるなっていってるわけじゃないんです。

自分に必要な言葉、気づきを与えてくれる言葉、力を与えてくれる言葉はいくらでも信じて下さい。

これは都合のいいように解釈しろってわけでもないです。
(人生反省も重要ですから!)

忘れないようにしたいですね。

自分の中にパワーがあるということを。

自分を信じる分だけ、可能になるということを。

トクスンさんを見て、かっこええなーと思いました。

私も偉そうなこと言ってますが、自分の力をまだまだ全然信じ切れてません…。

この記事を書いていて「自分の力を信じる事」について再度考えるきっかけとなりました。

この記事は自分へのリマインダーになりそうです。

ここまで読んで下さりありがとうございます💛




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