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言い訳の天才たちへ。

「人は言い訳の天才」

これ、その通りです。ご多分に漏れず、私も。
そして、子供たちも成長するにつれて、知恵がつき語彙力が増すと
「言い訳」を駆使して、やらないことを正論として主張するようになる。

我が家の娘も9歳ともなると、その天才の仲間入りをし始めるわけですが、
完全親バカな私も、なにもかも笑顔で「いいね♪」では済ませられません。

そこで、話すわけです。
「言い訳と理由の違い」について。
何らかの選択を子供自身がする時に、言い訳で納得してしまうことは
「逃げる選択」につながる危険があると感じてます。
自分自身で可能性を放棄していることになります。きっと壁や課題を
感じているタイミングなので、乗り越えた先のことより、
今の苦しい状況から逃げだしたい衝動が上回っているわけです。
これ、生きていれば何度でも何度でも直面します。大なり小なり。
その時に、課題や障壁と向き合い、取り組む心構えを養ってほしい。
すなわち「生きていく力」を付けてほしいんです。親としては。

ここで大事になるのが「メタ認知」だと思ってます。
先日の羽生選手の記者会見、ちょっと前の本田選手の移籍会見での
リトル本田のそれです。
自分の行動や思考や発言を客観的に観ることで、その判断が正しいのか
自問自答する力です。
娘に「メタ認知」といってもピンとこないので。
「自分のこと自分が一番近くで見てるし聞いてるよね」
と自分の中の本当の気持ちと向き合うこと=内省を勧めます。
そこから生まれてくる想いは、きっと理由として相応しいはずです。

本人の答えを尊重しますし、否定はしません。
親が回答を出してしまうことは個性を消していく。それもしたくない。
今はまだ、「保護者」という肩書きもいただき、彼女の人生をお預かりしている期間なので、少しでも彼女が「生きていく力」につながるように、
できる限りのフォローをしていきたい。

娘には、まだまだ可能性が広がっています。
私が知っている世界なんてちっぽけです。
もっともっと世界は広く大きく深い。
自分達が親としてできること、何があるのか。考え続けたい。

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